【映画では雑に死亡!】仮面ライダードレイク / 風間大介&ゴン【上から見ると弱い! 動画あり】

2021年12月7日火曜日

3号ライダー 仮面ライダーカブト 仮面ライダー解説

t f B! P L
 今回解説する仮面ライダーはドレイクです。またゴンについても解説します。

「お前の言うことは正しい。だが…気に食わない!」 

【BGM・閲覧のお供に是非】
目次
  • 風間大介
    • 概要
    • 化粧
    • 身体能力
    • 備考
    • 中の人
  • ゴン
    • 概要
    • 描写
    • 過去
    • 風間との関係
    • 別れ
    • 再会
    • その後の動向
    • 天道との関係
  • 仮面ライダードレイク
    • 概要
    • ツール
      • ドレイクゼクター
      • ドレイクグリップ
      • マシンゼクトロン(ドレイクver)
      • ゼクトマイザー
    • 戦闘能力
    • 活躍
    • 風間以外の変身者
    • マスクドフォーム
      • スペック
      • 概要
      • 性能
    • ライダーフォーム
      • スペック
      • 概要
      • 性能
    • 必殺技
    • 備考
  • 劇中の活躍
    • 初登場
    • 擬態風間の暗躍
    • ワームとの恋
    • 最終決戦
    • 映画のドレイク
  • 仮面ライダーディケイド
  • ゲームのドレイク
    • PS2カブト
    • クライマックスヒーローズ
【初キャストオフ】
風間大介
 『仮面ライダーカブト』の登場人物。21歳。ドレイクゼクターの有資格者で仮面ライダードレイクに変身する。演じたのは加藤和樹

 概要

 記憶喪失の少女・ゴンを連れているフリーのメイクアップアーティスト。ハンチング帽にギターケースという出で立ちで、ギターケースにはメイク道具が入っている。とあるマンションに自宅があるようだが、よく公園などで寝泊まりしていた。
 自称「花から花へと渡る風」女性を花と例えて愛するフェミニスト話術までは手が回らず、肝心のキメ台詞の途中で言い淀んでしまうケースが多々あり、ゴンにキメ台詞をフォローしてもらったあと「そう、それそれ!」と続けるのが常。

 化粧
 腕前は一流で、数多くの顧客を持つ売れっ子(殆ど女性)。女性を魅了するメイクアップ術「アルティメットメイクアップ」を得意とする。雑誌に記事が掲載されたり、新進のメイクアップアーティストに勝負を挑まれたり、業界では相応に名を知られた存在。
 店舗ではなく顧客のもとへ出張する営業スタイル。すべての女性を守り、美しくメイクすることがモットー鮮やかなメイクテクニックで女性たちの心を虜にする。それがレディースや女子プロレスラーであっても。

 描写
 軟派なようで芯はしっかりしていて、自分と対等に張り合った天道総司をライバル視している。男性に対しては非情なまでの冷たさを見せる。
 職業柄丁寧語で話すが、本気を出す時や感情が荒ぶっている時は丁寧語が崩れる。一人称は基本的に「私」だが本来は「俺」。 

 身体能力
 素の身体能力はカブトの登場人物の中でも高い。走っている車の窓にブラシを投げ入れて強盗の目を塞いだり、強盗の顔を怪力で固定する。
 勝負を挑んで来たメイクアップアーティストに対してジャンプで飛び上がった僅かな時間で相手の顔にメイクを施した。

 備考
 風間大介関連の脚本は井上敏樹が手がけた。初登場時からアルティメットメイクアップの演出など、井上らしいお遊び全開のエピソードとなった。
 この回からカブトは大きく変わったと感じる視聴者は多く、俳優陣でもあまりのキャラの変わりように戸惑いを覚えた人も少なくなかったとか。

 中の人
 彼を演じた加藤和樹は後に映画『仮面ライダーTHE NEXT』で仮面ライダーV3/風見志郎を演じる事になる。同じトンボライダーかつ3番目つながりである。
 本編中での扱いは微妙でちびっ子たちにもそんなに人気があるキャラではなかった。だが中の人がテニミュに出ていたため主腐からの人気が凄まじかった。
 通常はヤフオクでは20円〜100円で取引されるカードダスの俳優カードが、全盛期は2000円まで高騰した。

ゴン
「あんたみたいなだらしない男にはね、私みたいなしっかりした保護者が必要なの。わかった?」

概要

 ニット帽を被っており、大介と行動をともにしている少女。8歳。記憶喪失者。演じたのは神崎愛瑠「ゴン」は本名が不明だったため「名無しの権兵衛」から大介が付けたもの。幼い割にはかなりしっかりしている。
 女好きなうえにやや子供っぽいところもある大介のよき相棒。天道総司と大介が揉めた際も、大介が感情的な反発から天道に突っかかっているだけと見抜いており、天道からは「いい保護者」と評されている。

 描写
 メイク助手や仕事を捌くマネージャーとして電話による依頼の受付やメイクの補助を行う。そして女性への気配りをサポートする役として大介を好フォローしている。自分を拾ってくれた時に風間から渡されたため、イチゴ牛乳に思い入れがある。
 常に大介と一緒にいるわけではなく、互いにプライベートな時間は必要という考えから別行動をすることもあった。そのさなかに青果店の店先で困っていた日下部ひよりを手助けしたこともあり、これが彼女と交流するきっかけになった。

 過去
 本名は高山百合子(たかやま ゆりこ)。母親の順子と共に生活を送っていたが、バスに乗っている中でビエラワームが出現。
 そのワームに襲われて順子と離れ離れになり、恐怖から記憶喪失になってしまった。街で記憶を失って呆然としていたところ、大介に発見された。

 風間との関係
 大介は「子連れでは格好がつかない」とも感じており、のちにゴンが彼のもとを飛び出した際、彼女から事情を聞いた天道は「馬鹿な奴だ」と評していた。
 影山瞬が大介をゼクトに従わせるという三島の命令でゴンを人質に取った時は、やむを得ず天道と戦った。後にゴンを自らの手で救出し、天道と力を合わせて影山を撃退した。

 別れ
 「普通の生活に戻れば狙われなくなる」と考えた天道の発案で、彼らとともに記憶の回復を試みた。その結果、大介を取材していた高山百合子が母だと判明。
 ビエラワームを倒した後は記憶が戻る。さらに母親と再会する。たが、ゴンとして活動していた頃の記憶を失い、大介から離れる。その後は母親と一緒に暮らす。

 再会
 第27話で目にした彼の雑誌記事をきっかけに記憶が復活。母に置手紙を残して大介に会いに行く。母への置手紙には本名を記していたため、百合子としての記憶は維持している。
 大介と会うため自力でお金を貯めようとしてビストロサルを訪れる。そこへ「じいやが倒れた」と神代剣が来店。ゴンはしばしお手伝いとして神代家に雇われる。
 彼女を通じて剣はじいやが隠していた神代家の財政破綻を知る。ワームの策略で負傷した大介を介抱。彼女の行動から天道が真相を知ってようやく大介の冤罪は晴らされた。
 
 その後の動向
 再会後、ワームが擬態した大介と本物が対峙した時にはちゃんと本物を見極めた。彼との絆は健在で、その後劇中では最後まで大介と行動を共にしている。ライダー2人を消火器で撃退したこともある。最終回では大介と共にla Salleに訪れた。

 天道との関係
 ウマが合い高く評価。大介のことで相談する時は天道の元を訪ねる。天道にそそのかされ、ドレイクグリップを盗み出して天道に渡したこともあった。

仮面ライダードレイク

「風はどんな奴にでも吹く…例えそれがどんな嫌な奴でも」

 概要
 ドレイクゼクターをドレイクグリップに合体させて変身する。モチーフはトンボ。名前の由来はトンボの英語名「DRAGONFLY」の「DRAGON」の別名「DRAKE」だと思われる。
 マスクドフォーム・ライダーフォーム共にアーマーは左右非対称。ZECTとは手を組まず自分の為だけにワームと戦っている。気ままな性格なので、パートナーのゴンにも別に存在を隠したりはしていない。各部の装甲は超金属、ヒヒイロカネ製。

 戦闘能力
 銃撃戦を主にしたライダー。身軽な動きも得意であり、空中回転しながら銃を撃つ離れ業も披露した。格闘戦は苦手で、序盤はサナギワーム数体にも手こずっていた。後半では接近戦も強くなっていた。通常時の実力は影山のザビーと同等程度。
 しかし、タイマンの接近戦では影山ザビーを片手で難なくいなした。普段はカブトには劣勢だが、女が絡んだ時は天道と同等程度の実力にまで跳ね上がる。

 活躍
 自分に擬態したワームとの戦闘では、開幕ライダーシューティングをぶち込んでから殴りかかった。ドレイクゼクターを上空に放り投げてからパンチやキックの格闘戦を仕掛け、弱らせたところでジャンプ。
 同時にドレイクゼクターをキャッチして銃撃を浴びせるというアクロバティックな攻撃も披露した。カブトでもハイパーフォームにならなくては歯が立たないウカワームを撃破した。ライダーシューティングを『置く』ことで挟み撃ちをするなど頭脳的プレーも可能。

 装備

ドレイクゼクター
 ドレイクグリップ所持者をドレイクに変身させるトンボ型ゼクター変身後銃身になるため他のゼクターよりも巨大。背部のゼクターウィングを展開して時速950kmで飛べる。ジョウントと呼ばれる空間を寸断する移動方法により、瞬間移動のような動きも見せる。

単体の性能
 タキオン粒子をゼクターウィングから波動として放射可能。その波動は刃のように鋭く、標的を寸断する。『フライトアクシス』を起点に翼を回転させる。下部の『スラスタースリット』から超エネルギーのタキオン粒子を噴射してジョウント移動する。

武器としての性能
 トリガーを引くと、高性能なサイクロトロン粒子加速器兼銃口の『ツインバレル』からイオンのビームを収束して高エネルギーを発射する。連射可能な光弾やビームに自在に切り替え可能。
 シューティングモードでは地表の放射熱による偏光を受けないレーザーの直進性を生かしたポインター『ミラージュサイト』で5km先の敵を捕捉可能。

性格
 好戦的な性格のガタックゼクターや資格者を次々と見限っていくザビーゼクターと違い、親しみやすく人間臭い。ワームが擬態した大介の偽者と本物の大介が同時に現れた時には、どちらに味方するのかを悩む様子が見られた。
 偽物やゼクターを操る力を持つネイティブに変身された事はあったが、大介を見限ることは一度もなく、劇場版でもパートナーを大介に選んでいる。
 意外と律儀な忠義ものとしての側面を持つ。戦いを好まずワーム殲滅にも興味がない非ZECT隊員の大介が何故資格者に選ばれたのかは不明。

終盤
 何かと扱いが酷く、大介が自身に擬態したワームの冤罪を着せられていた時は4VS1のライダーリンチを食らって海の中にドレイクグリップごと落下。天道総司がすべてのゼクターを集めだすと決めた時には大介に無断でゴンに持ち出された。
 物語終盤はパーフェクトゼクターの単なるパワーアップアイテムとしての出番が多かった。最終決戦ではグリラスワームにマキシマムハイパータイフーンを受け切られ、パーフェクトゼクターが折れたことに伴い停止。その後は不明。

ドレイクグリップ
 銃のグリップを模した変身道具。ドレイクゼクターが止まる事で銃型になり、所持者をマスクドフォームに変身させる。3000km圏内であればどこからでもドレイクゼクターを呼び出せる。

マシンゼクトロン(ドレイクver)
スペック

全長:2070mm
全高:1160mm
全幅:740mm
最高時速:400km/h

概要
 各マスクドライダー共通の量産型バイク。フロントカウルのフード部分にドレイクの紋章が記されている。『ゼクトロンピンチ』が電磁波を照射し、前方の物体を粉砕する。
 『テールコンテナ』に攻撃用のトンボ型飛翔ロケットを格納。使用時にはコンテナが左右に分かれて、射出機が出現。標的めがけて発射される。後に仮面ライダーイクサのバイク・イクサリオンに改造された。

性能
 ヘッドライトを3連2組で装備。暗闇でも250m先を照らし出す。『ソロシート』表皮はスペクトラ繊維であみ込まれており、内部は衝撃吸収ゲル素材製。悪路やクロックアップ時の高速走行でも、搭乗する仮面ライダーの身体をしっかりと固定する。
 『インストルメントパネル』にスピードメーター、デュアルトリップ/オドメーター、REVインジケーター、水温計、燃料計など各種表示がパネル部分にレイアウトされ、デジタルのタコメーターも設置。

走行
 通常はガソリンで走るが、緊急時にはマイクロ波放電式イオンエンジンが作動。プラズマを生成して、イオン加速による高速走行が可能となる。流体力学に則ってデザインされたヒヒイロノカネ製車体カバー『ゼクトロンカウル』が走行時の空気抵抗を減らす。
 サインスーツと同様の素材を帯状に縦に巻いてある『チューブレスタイヤ』はグリップカに優れ、ノンバーストシステムが採用されているため、悪路でも破損しない。

ゼクトマイザー
 ZECTが仮面ライダーたちの新たな装備として開発した携帯武器。クロックアップで超高速移動中の敵も追尾可能。コンパクトかつ実用性が高い。
 性能に反して使用回数が極少ない超空気武装作中での使用は一度(第15話)のみ。DX玩具は発売されている他食玩でも立体化されている等地味に高待遇。

性能
 グリップ『タッププレート』を押すと、4つあるトンボ型マイザーボマーの発射口『マイザーロード』が『マイザーアクシス』を起点に左右に展開。同時にマイザーボマーが発射され、広範囲の敵に対処が可能。
 マイザーボマーは周囲15m範囲内の標的を吹き飛ばす。ジョウントと呼ばれる次元を寸断した移動手段により次々と補充され、弾切れを気にせず無制限に撃てる。

 風間以外の変身者
 第28話では風間大介に擬態したワームが変身。しかしその話で退場している。
 第35話ではネイティブの立川大吾がドレイクグリップが付いたままのドレイクゼクターを召喚し変身。だが翌回の第36話で死亡退場した。

 マスクドフォーム
スペック

身長191cm
体重125kg
パンチ力:7t
キック力:9t
ジャンプ力:ひとっ跳び23m
走力:100m8.4秒

概要
 ヤゴを模したドレイクの第一形態。左腕はカブトやザビーらに似た形状。右腕は動かしやすいよう装甲の増加がない。
 スピードを犠牲にする代わりにパワーと防御能力に優れている。高濃度酸素を行き渡らせるオキシジェンバルブが腕部や腹部、口腔部につながっており、ほかの仮面ライダーよりも高い性能を発揮。マスクドフォームでは最も機動力に優れる。
 ヤゴだけあって劇中のライダーでは唯一水中戦もこなす。遠距離からの射撃戦を得意とするほか、近距離でも体術と銃撃を組み合わせつつ、ワームと戦う。

キャストオフ
 ドレイクゼクターの尻尾部分にあるヒッチスロットルを引いて発動。マスクドアーマーがパージされてライダーフォームへとフォームチェンジする。
 散らばった破片は秒速2000mで吹き飛ばされ、至近距離の敵にダメージを与える。サナギワーム程度なら直撃で粉砕できるため、多数の敵に包囲された際の打開策としても有効な手段となる。

プットオン
 ライダーフォーム時に上半身にマスクドアーマーが形成され、マスクドフォームへとフォームチェンジする。ほかの仮面ライダーと違ってドレイクゼクターを操作するのではなく「プットオン」の発声のみで発動可能。
 強敵であるウカワームと戦った際は、その攻撃能力に脅威を感じて「プットオン」を行い、防御能力の高いマスクドフォームにフォームチェンジし、反撃を試みている。

性能

頭部
 複眼『ニンフフォーカス』は上下左右に160度もの広範囲の視野を持つ。2km離れた目標物も瞬時に識別する。隠れた対象物や暗闇でもX線や中性子線、赤外線による透視で隠れた対象物や暗闇にいる敵を察知可能。
 『ソナーシグナル』は常人の4倍以上の聴力を変身者にもたらす。16Hz~12万Hz の音域の物音を聴き分け、5km先の針が落ちる音さえ聴き取れる。

胴体
 堅牢な装甲『マスクドアーマー』はファンデルワールスカという、電気的な力によってライダーアーマーと分子結合されており、耐衝摯性に優れる。内部の『強化チェスト』に高圧縮酸素を蓄えている。海抜5000m以上でも、10時間以上活動することができる。

腕部
 『ラングスリット』から空気を取り入れて気体分離し、高圧縮酸素へと変換。体中の酸素濃度をUPさせる。オキシジェンバルブなどを通して全身に行き渡らせて体中の酸素濃度をUP。変身者を活性化させて、システムを縦横無尽に使いこなせる超人へと導く。
 両肩『hpポッド』の円形の部分にはドレイク専用のゼクトマークが描かれている。『マニュピレーターアーム』が装着者の腕部を補助・強化。25tの重量物を長時間片手で持ち続けられる。

 ライダーフォーム
「キャストオフ」

チェンジ・ドラゴンフライ!

スペック

身長189cm
体重91kg
パンチ力:3t
キック力:6t
ジャンプ力:ひとっ跳び39m
走力:100m5.5秒

概要
 マスクドフォームからキャストオフした第二形態。パワーと防御力を犠牲にする代わりにスピードに優れる。他のライダーと異なり、射撃に特化した形状だが、肉弾戦は不得意。
 横から見たトンボをイメージしたデザイン。頭部がトンボを模している(複眼部分が羽根)。左肩がトンボの頭部、胸部と右肩が羽根、右腕が尾を模している左右非対称のフォルムをしている。

クロックアップ
 腰部のZECTバックルにあるトレーススイッチを撫でるように触れて発動。ドレイクゼクターで生成された超エネルギー、タキオン粒子を解放して全身に行き渡らせ、一定時間ではあるが常人では目視できないほどの超高速移動が可能となる。

性能

頭部『ボーンシェルメット』
 3層構造で敵のどのような攻撃からも頭部を守る。。1層目が継ぎ目のない強度に優れた超金属のヒヒイロノカネ、2層目が軽比重で耐衝撃性に優れた特殊ケミカル、3層目が強度と弾性率を持つサインスーツ製。
 タキオン粒子の流れる複眼『フォースアイ』は敵がクロックアップを発動したとき、自分がクロックアップを発動せずとも超高速移動する相手の動きを目視できる。額の『Oシグナル』はワームが「クロックアップ」した瞬間、時間軸の乱れを感知して敵を発見する。

胴体
 頑強、軽量な『ドレイクバーン』が上半身前部を保護。大爆発の衝撃をも吸収する。ライダーシューティングを放つ際に右腕の衝撃を吸収する。
 軽量、頑強な『ライダーアーマー』は、レスポンスバンドで繋がれており、通常時間時に肉体の反応速度を人造的に0.05秒と、常人より格段に速くする。
 強化スーツ『サインスーツ』は口腔部から取り入れられ、変換された高圧縮酸素が、快適な温度と湿度で常に全身を駆け巡ることで、一定の体温を維持。
 50口径の機関銃の衝撃を吸収でき、5000度の高温、絶対零度の低温などからも身を守る。スーツに備わるニューロン細胞をシナプスで繋いで変身者に伝達し、まるで第2の皮膚のような感覚でシステムを扱える。

四肢
 手のひら『ライダーパーム』より高周波が放たれており、マシンゼクトロンのハンドルを握る際には圧着してフィット感を増す。タキオン粒子をマシンゼクトロンに送り込む。
 クロックアップによる超高速移動に同調できる。右の手のひらにはタキオン粒子の波動をドレイクグリップを通して送り込むエナジーサークルが刻まれている。
 足裏『ライダーストンパー』はインセクトリング、ライダーアーマーに衝撃を繋いで吸収、緩和。500mの高さから飛び降りても変身者は無傷。両手、両足の動きを補助強化する三重のリング『インセクトリング』で一般人の何倍ものパワーを発揮できる。

 必殺技

ライダーシューティング
 ドレイクゼクターの翼を折り畳んでスコープに変形させて発動。後ろのレバー『ヒッチスロットル』を引くとチャージアップされ、超エネルギーのタキオン粒子を倍加後波動化して噴出。変換させた光弾を放ち標的を撃ち抜く。
 非クロックアップ状態に発射してからクロックアップすると光弾の速度が遅くなり、それを利用してクロックアップ状態で放つライダーシューティングで挟み撃てる。
 劇中では弾が当たる直前にクロックアップされない限り、全て命中した。対影山ザビー戦ではクロックアップでかわされたライダーシューティングの弾丸をカブトのライダーキックで軌道修正され、影山ザビーに直撃させた。

 備考
 劇中で唯一仮面ライダーと呼ばれている(第40話・矢車想の台詞から)風間大介を演じた加藤和樹氏が多忙だったため、劇中の出番は少なめ。第40話の事実上の主役回だった間宮麗奈のエピソードを最後に変身シーンと成虫ワームとの戦闘はない
 戦闘シーンそのものも第45話でワームの群れを相手にする様子が12秒間映ったのを最後に一切出てこない。最終決戦でもパーフェクトゼクターにドレイクゼクターが集まってきただけでほぼ欠番状態だった。

劇中の活躍

 初登場
 ある日、オープンテラスの飲食店にて、天道の尊大な態度に呆れた岬が声を荒げ、大介は何事かと声をかけてふたりと知り合った。女性店員を人質にとった男性強盗犯を顔面マッサージで沈黙させ、人質を救う。
 後日、ゴンと深川の屋形船「第二十八富士見丸」に乗船。そこでは加賀美新と天道が合コンに参加していた。相手の女性4名がワームだったことから大介は変身して応戦。
 その場にいた加賀美には、のちにZECTに加わるよう説得されたが、興味はないと拒否。食い下がろうとする彼にメイクを施し、彼が我を忘れているあいだに立ち去った。

 天道との交流
 洋食店「ビストロサル」で天道と再会。どちらがモテるかの勝負を挑んで敗れたうえ、ワームに擬態されていると気づかず連れて行った顧客の正体を天道に見破られる。
 「気に入らない」と変身して挑んだ戦いも、現れたゴンに呆れられて鉾を収めることになる。のちに大介はもう一度天道に勝負を挑むが、このときも影山瞬に邪魔されて水入りとなり、決着はつけられなかった。
 しかし、ワームに擬態されたと思しき若林龍宏の一件では、メイクのモデルをしてもらう条件で岬に協力。加賀美をサポートしつつカブトと共闘した。

 ゴンとの別れ
 ゴンが影山に拉致された際はやむなく影山に従って天道と戦うが、その彼の協力でゴンを無事に救出する。この件で以前の記憶が戻ったゴンは、代わりに大介と過ごした時間を忘れて母の元へ戻った。
 これでいいと見送った大介だが、明らかに元気を失くして仕事にも支障をきたし、顧客が離れ始めてしまう。

 擬態風間の暗躍
 自身に擬態したアキャリナワームの策略によって殺人犯にでっち上げられる。警察やZECTに追われる身になる。「俺は本物だ!ワームじゃない!」と訴えるが信じてもらえず、カブト、ザビー、ガタックサソードによってフルボッコにされる。
 記憶を取り戻したゴンに救われ一命をとりとめた大介。それを見て真実を知った天道と加賀美は、偽者退治の為に大介と共に作戦を練る。ドレイクになったアキャリナワームを撃破した。ゴンの存在の有難さを実感した大介はふたたび彼女と組んで行動している。

 ワームとの恋
 ハイパーカブトとの交戦でウカワーム・間宮麗奈は、一時的にワームの記憶を失い、人間の心を持つ。彼女とと偶然知り合い、恋に落ちる。彼女の人間時代の目標であった、オペラ歌手の夢を叶えるために支えた。
 天道が彼女の正体を明かしたのちも、「大切な人がワームだっただけ」と関わり続けたが、麗奈はワームの意識に支配され始め、人としての意識を繋ぎ止めようする大介の呼びかけも虚しく完全にワームに戻ってしまう。
 ゴンが襲われそうになって変身。ワームの本能と人間の意識が混在した麗奈の懇願により、ウカワームをライダーシューティングで倒した。戦闘終了後、大介の腕の中で息を引き取った麗奈を強く抱きしめ、「好きでした」と泣き崩れる。

 最終決戦
 以降はしばし天道たちの前から姿を消す。乃木怜治が倒されたのち潜伏していたワームと戦うドレイクの姿が1シーン映ったのみ。ネイティブとの最終決戦にも参戦せず。
 天道や加賀美の活躍ですべてが終わったのち、久々にゴンを連れてサルを訪れ、集まっていた皆に元気な姿を見せていた。

 映画の活躍
 『劇場版 仮面ライダーカブト』では織田秀成率いるネオゼクトに所属。同じチームの北斗修羅に好意を寄せていた。しかし終盤、修羅に裏切られてトルーパーの一斉射撃で命を散らした。
 テレビ版前半のトルーパーの通常弾頭は、並のワームすら仕留められない威力だった。映画では「ライダーアーマー」の「ヒヒイロノカネ」をも貫通する特殊弾頭が使われた。特殊弾頭は本編でも後半から使用されている。
 よく見ると、ネオトルーパーに混じってゼクトルーパーが「強化型マシンガンブレード」を使用している。映像作品で登場したのはこのシーンのみ。設定はDVDのデータファイルや2013年の『THE仮面ライダー AUTUMN』で確認できる。

 仮面ライダーディケイド
 第1話で光夏海が見た夢の中に登場。アギトの世界」では仮面ライダーディエンド仮面ライダーデルタと共に召喚。
 デルタと共に銃を連射してメ・ギノガ・デを斃した。どちらも銃を使用・三人目のライダー押川善文氏がスーツアクターという共通点がある。
 「カブトの世界」ではドレイクゼクターのみ登場。その後資格者が見つかり、ライダー大戦にも参加している。

ゲームのドレイク

 PS2カブト
 放送当時発売されたプレイステーション2用の格闘ゲームでは、風間の変身するドレイクが使用可能キャラの1人として登場する。ウカワームとの恋愛が描かれる前に開発されたソフトである為、彼女と戦わせてもあくまで「敵」としての会話しかしない。
 ストーリーモードのワームルートでは、アキャリナワームアンバーを操作して彼を倒すのが最終面(隠し面除く)である為、彼がラスボスという事になる。

 超クライマックスヒーローズ
 変身した状態でアルティメットメイクアップの使用が可能。超必殺技のライダーシューティングはウカワーム戦で披露した挟み撃ちバージョンになっている。

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 これで紹介を終えます。

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