今回解説する仮面ライダーはバスターです。出典元:RKF 仮面ライダーバスター 玄武神話&玄武ジャッ君 フォームチェンジセット レビュー | TASTE (taste-toy.info)
「俺は最強の剣士であると同時に、最強の子育て王なんだからな!ハハハハハハッ……!!」
【BGM・閲覧のお供に是非】
目次
- 尾上亮
- 概要
- 性格
- 描写
- 人物関係
- そら
- 神山飛羽真
- 新堂倫太郎
- 備考
- 仮面ライダーバスター
- 概要
- 戦闘能力
- 装備
- 土豪剣激土
- ソードオブロゴスバックル
- ベルトを使わない変身
- 備考
- 各形態
- 玄武神話
- スペック
- 概要
- 性能
- 頭部
- 上半身
- 下半身
- 玄武神話ワンダーライドブック
- 必殺技
- 玄武ジャッ君
- スペック
- 概要
- 性能
- 頭部
- 胴体
- ジャッ君と土豆の木ワンダーライドブック
- 必殺技
- 玩具
【初変身】
特撮テレビドラマ『仮面ライダーセイバー』の登場人物。仮面ライダーバスターの変身者。一人称は「俺」。年齢36歳。演じたのは生島勇輝。
概要
世界を創造した「大いなる本」=世界の均衡を守る組織「ソードオブロゴス」に所属する大柄な男性。土豪剣激土を授かりし土の剣士・仮面ライダーバスターの称号を持つと同時に、現時点で組織内では最年長のライダーでもある。
変身前の状態から常に土豪剣激土を背負っており、一人息子のそらを育てる『最強の子育て王』と豪語する。
変身前の状態から常に土豪剣激土を背負っており、一人息子のそらを育てる『最強の子育て王』と豪語する。
細かい事は気にしない大雑把な性格で、かなりの自信家。大秦寺哲雄からは「鬱陶しい奴」とやや嫌厭されている。一方で「傲慢」でもある。しかし、そらの事になると激しく取り乱して周囲が見えなくなる。
一度そうなると一切話を聞かない。原因の一つを作った須藤芽依が謝罪しても「お前に謝られてもそらは帰ってこねえよ……!」と突き放す。
飛羽真が「そら君を必ず助けると約束します」と言うや「軽々しく約束とか言ってんじゃねぇよ! お前に親の気持ちが分かるか!」と八つ当たり同然に激昂。我が子が関わると冷静な判断力を失う。
一方で同僚の富加宮賢人の取り成しで気持ちを切り替えてからは思い切って息子の捜索を依頼し、自身はデザストの相手を引き受けるなど、後には引き摺らない。 息子を戦場に連れていく事を、倫太郎に咎められても、「万が一もそんな事はない、俺は『最強の子育て王』だからな!」と断言する自信過剰な一面や、何事も己の力だけで切り抜けようとし、他人の助けを借りるのを嫌う無頼な一面が見られる。
年長者としての落ち着きや物事を俯瞰する視点も併せ持つ。組織を裏切った父・隼人の事で悩み、自分一人で抱え込もうとしてしまう賢人を厳しく制した後には、親身になって穏やかに諭した。信頼に足ると認めた人物に対しては、自ら強敵の相手を買って出る協調性も持つ。
自らを『最強の剣士』と称す。そらを左肩に肩車させても苦悶の表情を浮かべない。初登場の第3章冒頭では復活したゴーレムメギドを、同話終盤ではハンザキメギドを一撃で倒している。
デザストとの会話から察するに「最強の剣士」の肩書きは15年以上前から頂いているらしい。「当時と比べ腕が落ちている」ようであり、本人も「こっちは歳を取ってる」と自覚している。
人物関係
「約束」を何よりも重視する飛羽真は当初「変な兄ちゃんじゃねえか」と批判されていた。第4章での一件以降は考えを改めた。第8章で自分のせいで尾上が石化するが、仲間と協力して救った。前半では名前で呼ばず「小説家」と呼ぶ。
ソードオブロゴスの仲間。息子を危険な戦場に同伴させている事について批判していたが、まともに相手にされなかった。しかし、そらと一度離れ離れになって以降、戦場には自分だけで出向くようになっている。
名前の由来は『子連れ狼』の主人公の「拝一刀」からと思われる。演じる生島勇輝氏は、フリーアナウンサーの生島ヒロシ氏の実子。
公式では「初めての子連れライダー」とアナウンスされており、事実、血縁関係のある実の子供を連れているのは彼が初めてとなる。
但し、「血縁関係はないが、子供を連れているライダー」にまで範囲を広げると『カブト』の風間大介/仮面ライダードレイクが初となる。
仮面ライダーバスター
「一つ、非道な悪 いヤツにゃ……。二つ、震える大地の怒りを……! 三つ!見舞ってやるぜ、問答無用ォ!!」
概要
現在では尾上亮が、かつては亀巳川寿和が土豪剣激土にワンダーライドブックを装填して変身する仮面ライダー。英語での綴りは「Buster」。名前の由来は恐らく「バスターソード/バスタードソード」から。
全身を玄武の甲羅を模した重装甲が包む。岩のようにゴツゴツした印象のシルエットと、剣で両断した岩のような形状の琥珀色に輝く複眼が特徴。
体格故にスピード面では他のライダーに一歩劣り、戦闘時の被弾も多い。その分攻撃力・防御力は桁外れに高い。土豪剣激土の一撃のみで2体ものメギドを瞬殺する。
戦闘スタイルは変身して即座に全力の初太刀で相手を両断して決着する。一撃必殺の破壊力を除くスペックは、余程の強敵が相手でもないと活かせない。
装備
バスターの変身デバイスにしてメイン武器となる大剣。常に持ち歩いている。他の聖剣と比べてかなり大型であり、その一撃は相手の防御など意味を成さない。
ソードライバーと異なり、装填スロットは1つしかない為、セイバーやブレイズのように各種ワンダーライドブックを複数同時に使用する事は不可能など、拡張性に乏しい。
攻撃性能
叡智を宿した刀身『ゲキドソウル』でワンダーライドブックを収めた「ゲキドシェルフ」や「シンガンリーダー」から本に綴られたあらゆる伝承を学び取り、具現化できる。
超高圧力な変成作用にて形作られた絶対的な防御力を誇る装甲と外力を分散させる構造で大型の刃を取り回せる。聖なる砂によって幾星霜に亘り研ぎ澄まされた琥珀色の刃『ダイゲキジン』は対象が固ければ固いほど切れ味が増す。
速読器『シンガンリーダー』にワンダーライドブック裏表紙にある速読用特殊金具「スピリーダ」と接触させることで、心眼による速読を行う。
それによりワンダーライドブックに綴られたあらゆる伝承の力を一時的に聖剣に宿す。特殊必殺技の発動時には、ワンダーライドブックを重ねて深く読み込むことで、攻撃の威力を増大させる。
各部機能
柄『メインステイヒルト』は心柱として驚異的な防御力を誇る絶対装甲の内部を通貫して支える。剣全体の耐久性をさらに引き上げ、攻撃命中率を高める。
引き金『ゲキドトリガー』を剣士が操作することで土豪剣激土がその意思を読み取り、大地を割るほどの剛力を発生させる。『ゲキドシェルフ』にブックを収める。
動向
第8章で尾上がメデューサメギドによって石化した際には飛羽真が一時的に借り受けて使用した。第32章にて尾上がズオスに敗れ、気を失っている間に神代玲花によって火事場泥棒的に回収された。
第33章ではマスターロゴスの手元に召還され黄雷との二刀流で用いられた。第35章で月闇によって流水ら共々封印されたがすぐに解かれた。
全知全能の書復活の儀式も中断されたため尾上の元に戻ってきた。第41章では刃王剣十聖刃の力で2本目の土豪剣激土が出現した。
『萬画 仮面ライダーバスター』
富加宮隼人より『ベテランの剣士でも気を抜けば自分が潰され兼ねない代物』と語られた。喧嘩番長として鳴らした当時の尾上でさえ当初は少し持ち上げる位しか出来なかった(『一瞬で体がぶっ壊れそうになった』との事)。
また先代バスターである亀巳川寿和は長年の戦いの末に体を痛め、引退を考えざるを得なくなってしまった。
ソードオブロゴスバックル
ソードオブロゴス所属の仮面ライダーが使用するバックル。バスターへの変身と共に自動的に腰に装着される。ソードローブの展開、聖剣を通じて各種ワンダーライドブックから齎されるエネルギーの生成や能力の制御を行う。
ベルト部「ソードオブロゴスバックルベルト」には各種ワンダーライドブックを収納する為の「ソードオブロゴス必冊ホルダー」が左右に装着されており、変身者側から見て右側に2冊、左側に1冊の計3冊を収納可能。
各部機能
外装『ガードバインディング』はワンダーライドブックの表紙と同様の強固な装甲材で戦闘にも耐えうる強度を誇り、あらゆる攻撃を防いで 内蔵機器を守る。
エネルギー生成器『ロゴシックジェネレター』は聖剣から伝わるワンダーライドブックに内包された森羅万象が持つエネルギーを抽出し、剣士や各種装備を活性化する特性を備えた「ワンダーヴィガー」を生成する。
顕現装置『ライドスペルコンコーダー』は聖剣の覚醒を受けてソードオブロゴスバックルを顕現させる。『ソードオブロゴスバックルベルト』がバックル本体の顕現と同時に展開して変身者の腰に固定。「ソードローブ」を展開する。
ベルトを使わない変身
変身にベルトを一切使わない仮面ライダーは本作と同じく高橋一浩Pと福田卓郎氏、毛利亘宏氏、長谷川圭一氏が関わった『仮面ライダーゴースト』に登場した仮面ライダーネクロム以来。
武器で変身するテレビのライダーは『仮面ライダーディケイド』に登場した仮面ライダーディエンドのディエンドライバー以来。
ベルトとは一切関係ない剣型変身アイテムは『仮面ライダーカブト』に登場する仮面ライダーサソードが使用するサソードヤイバー以来である。
スーツアクターを務める岡元次郎氏は『仮面ライダージオウ』でのアナザーディケイド以来の『仮面ライダー』シリーズへの出演になる。仮面ライダーのスーツアクターとしてのレギュラー出演は『仮面ライダーキバ』の仮面ライダーイクサ以来、実に12年ぶり。
「変身アイテムが拡張性に乏しい」「子連れ」「それなりに年を取っている」という点から早くも死亡退場がファンの間で予想されている。
各形態
玄武神話
玄武神話! 玄武神話!
「変身!」
一刀両断! ブッた斬れ! ドゴ!ドゴ!土豪剣激土ー!! 激土重版! 絶対装甲の大剣が、北方より大いなる一撃を叩き込む!
スペック
身長:202.1㎝
体重:146.7㎏
パンチ力:14.2t
キック力:26.4t
ジャンプ力:ひと跳び8.4m
走力:100mを8.2秒
体重:146.7㎏
パンチ力:14.2t
キック力:26.4t
ジャンプ力:ひと跳び8.4m
走力:100mを8.2秒
玄武神話ワンダーライドブックを土豪剣激土にセットして変身する、バスターの基本形態。神獣「ゲンブシンワ」の力を宿す。絶大な防御力を誇る装甲と土豪剣激土を振り回して敵を薙ぎ払う豪快な戦闘スタイルが特徴。
性能
頭部『バスターヘルム 玄武神話』
顔部『ゲンブシンワマスク』はあらゆる災いから変身者を守護する装甲で覆われている。その固さを活かした頭突きが得意。
頭頂部の聖剣に選ばれた証『ソードクラウン』がバスターと聖剣の状態を調整。両者のパワーバランスの調整や緊急時の変身解除などを行う。鋭い切れ味を持つ刃であり、戦闘に使用可能。
固い意志を示す眼差し『グラウンドバイザー』が弱者を虐げる者に睨みを利かせる。挙動安定器『カナメロック』は体幹を安定させて、大剣の取り回しや大出力の攻撃などを行う際の挙動や攻撃などのロスを抑える。
全身
聖剣「土豪剣激土」に選ばれし者が全身に纏う甲冑『ソードローブ』は聖剣の覚醒と同時に装着され、変身者に剣技の向上・身体能力の増強・特殊能力の発動など闘うための力を授ける。追加でワンダーライドブックを読み込むことで様々な能力を乗せられる。
あらゆる災いから変身者を守護する装甲『ブシンゴウラ』で全身を固めている。剛力発生器「ゴーリキッコウ」を各関節に配することで変身者に玄武の強靭さをもたらす。
腕部『ライドロックアーム』
右側は剣戟による攻撃に特化。左側はそれを支え強固な防御を行う。圧倒的なパワーで取り回しの困難な重量級の大剣を豪快に捌く。
グローブ『ライドロックグローブ』が変身者の握力を増強することで聖剣の柄をしっかりとホールドする。能力伝道路として聖剣と剣士の甲冑「ソードローブ」を繋ぎ、聖剣の力や読み込んだワンダーライドブックの能力を伝える。
脚部『ライドロックレッグ』
力強く大地を踏みしめて、上体を安定させて各種攻撃を行う。外装「エンドランスカバー」は、バスターの得意とする大出力を放つ戦闘スタイルに対応するため、耐久性が最重視されている。
ブーツ『ライドロックブーツ』はあらゆる地形に対応できる。必殺技発動時にはワンダーライドブックの力を乗せた巨山のごとく重い一撃を放つ。
『かつて、四聖獣の一角を担う強靭な鎧の神獣がいた…』
大いなる本から分割された、『玄武神話』の伝承を封じ込めているワンダーライドブック。ジャンルは「神獣」。カラーはグレー。
ブックの朗読の続きは、『大地の力がさらなる装甲を加え、天向かう木と交わる』。1ページ目1ページのストーリーページには『巨大な玄武』が描かれている。2ページ目の左端のテキストには『鎧を纏った玄武が聖剣と交わり身に宿る』と記載されている。
必殺技
ドゴーン!(会心の)激土乱読撃!ドゴーン!
ワンダーライドブックを土豪剣激土から一旦取り外した後、シンガンリーダー」に読み込ませて発動。音声の最後の『ドゴーン!』の部分はブックのリード数で変化し、2回で『ドゴドゴーン!』、3回で『ドゴ!ドゴドゴーン!』に変化する。
通常の発動音声は「激土乱読撃!」だが、第3章のハンザキメギド戦のように「会心の激土乱読撃!」という音声がランダムで流れる場合がある。
〇玄武神話
刀身に岩石を集めて巨大化させ、相手を一刀両断する。縦一直線に放つか横薙ぎで放つ。後者のパターンは広範囲を巻き込むため、仲間を危険に晒しかねない。
第41章ではクロスセイバーが召喚したもう一振りの土豪剣と共に二刀流で繰り出した。ガンバライジングでは地響きを起こして相手の動きを止め、土豪剣激土を勢いよく振り下ろす。
〇ニードルヘッジホッグ
第14章で発動。土豪剣激土を振り下ろし、電撃を帯びたドリル状の岩を作り出して攻撃する。
〇ジャッ君と土豆の木
第46章で発動。巨大なツタで攻撃をする。
玄武爆砕
玄武神話! 激土乱読撃!
玄武神話ワンダーライドブックを土豪剣激土に読み込ませて発動。ライダーキック技。第15章で登場。
ゲームオリジナル技
豪覇斬地走り
シティウォーズオリジナル技。剣を掲げ、直線上に地面を隆起させて攻撃する。
アサルトセイバーレイス
ガンバライジングオリジナル技。ゴースト偉人録ワンダーライドブックをリードして発動。ゴーストの力を借りて「アサルトセイバーレイス」を放つ。
玄武ジャッ君
「おいおい、勝手に終わらせんなっての!」
とある少年がふと手に入れたお豆が、巨大な木となる不思議な話……ジャッ君と土豆の木! 一刀両断! ブッた斬れ! ドゴ!ドゴ!土豪剣激土ー!! 激土重版! 絶対装甲の大剣が、北方より大いなる一撃を叩き込む!
スペック身長:202.1㎝
体重:150.7㎏
パンチ力:15.4t
キック力:29.7t
ジャンプ力:ひと跳び9.1m
走力:100mを8.1秒
体重:150.7㎏
パンチ力:15.4t
キック力:29.7t
ジャンプ力:ひと跳び9.1m
走力:100mを8.1秒
ジャッ君と土豆の木ワンダーライドブックを土豪剣激土にセットして変身する派生形態。神獣「ゲンブシンワ」、物語「ジャッ君と土豆の木」の力を宿す。初登場は第4章。
エメラルドグリーンとメタリックグレーを基調とした左腕が特徴的。土豆とツルの特殊能力を駆使し、左腕からツタを伸ばしたり土豆を弾丸のように射出できる。
性能
頭部『バスターヘルム 玄武ジャッ君』の挙動安定器「ボタニカルカナメロック」は土豆の木の生命力操作を変身者の意思で行える。左腕「ドマメノキアーム」は土豆の木の生命力を操る不思議な力を与える。新たな特殊必殺技を放てる。
左前腕部の「インタングルガント」から1本伸びたツルを鞭やロープのように伸縮させて自由自在に操ったり、鋼鉄以上の硬い外皮の土豆を高速射出可能。
ジャッ君と土豆の木ワンダーライドブック
『とある少年がふと手に入れたお豆が、巨大な木となる不思議な話…』
本編では第2章から登場。大いなる本から分割された、『ジャッ君と土豆の木』の伝承を封じ込めているワンダーライドブック。ジャンルは「物語」。カラーはビリジアン。
ブックの朗読の続きは、『天に伸びた木の先で待つのは、力を交えし神獣だった』。1ページのストーリーページには『天にそびえる豆の木を登るジャックの姿』が描かれている。2ページ目の左端のテキストには『少年と大きな豆の木が聖剣と交わり身に宿る』と記載されている。
入手
当初はストリウスによって生み出されたアリメギドがその力を悪用、豆の様に兵隊アリメギドを無尽蔵に生み出す能力を会得していた。その後、仮面ライダーブレイズの手によって奪取された。
必殺技
ドゴーン! 激土乱読撃!ドゴーン!
ワンダーライドブックを土豪剣激土の「シンガンリーダー」に読み込ませて発動。
〇玄武神話
左腕からツタを伸ばして前方の物体に結びつけた後、スリングショットから放たれる弾の如く前方に引き寄せられる勢いを乗せた強烈な斬撃を叩き込む。
第4章ではデザストの「カラミティ・ストライク」を受け止めながら発動。互いにダメージを負うが、その隙を突いてストームイーグルワンダーライドブックを奪い返した。
〇ジャッ君と土豆の木
第13章で発動。土豪剣激土を振り下ろし、大量の岩石と土豆を飛ばして攻撃する。第13章では仮面ライダーカリバー ジャオウドラゴン相手に放ったが、「ジャオウ必殺撃」で打ち消されて敗退してしまった。
土豆・大断断
ジャッ君と土豆の木!ドゴーン! 会心の激土乱読撃!ドゴーン!
劇場短編で使用。巨大化させた土豪剣激土にジャッ君と土豆の木の力で上空から生成された巨大なツタを纏わせて振り下ろし、周囲の敵にツタを伸ばして攻撃する。
斬撃の攻撃範囲が格段に広いだけでなく、振り下ろした後もツタが自動的に動いて周囲の標的に襲いかかる。
備考
新たに右腕に蔦が加わった事により、玄武に巻きついた蛇の要素が補完されたとも解釈できる。11本の聖剣に木属性の剣が存在しないが、土豪剣激土に充てがわれた「土属性」は他の作品でいう木属性の要素も兼ねているのではないかと思われる。
ロゴスバックルで変身するライダーの中で唯一神獣ジャンルを使用。フォームチェンジバンクは「背後に2冊のブックが登場する」というソードライバーと同様の演出が行われた。
玄武ブレーメン
「面白れぇ…!」
ブレーメンのロックバンド! 一刀両断! ブッた斬れ! ドゴ!ドゴ!土豪剣激土ー!! 激土重版! 絶対装甲の大剣が、北方より大いなる一撃を叩き込む!
スペック
身長:202.1㎝
体重:151.2㎏
パンチ力:16.6t
キック力:28.2t
ジャンプ力:ひと跳び13.8m
走力:100mを7.4秒
体重:151.2㎏
パンチ力:16.6t
キック力:28.2t
ジャンプ力:ひと跳び13.8m
走力:100mを7.4秒
ブレーメンのロックバンドワンダーライドブックを土豪剣激土にセットして変身する派生形態。神獣「ゲンブシンワ」、物語「ブレーメンのロックバンド」の力を宿す。
トランペット型の鶏・キーボード型の猫・ギター型の犬・ドラム型のロバが造形された左腕が特徴的。
第14章にてスラッシュからブレーメンのロックバンドワンダーライドブックを借り受ける形でフォームチェンジした。尾上の性格は変化しない。
戦闘能力
カタログスペックではキック力以外で玄武ジャッ君を上回っており、特にジャンプ力は4.7mと大差をつけている。
ただ上昇していると言っても「バスターの形態では素早い」程度であり、他のライダーの通常形態と比較しても以前として敏捷性は低い。
性能
頭部の挙動安定器「ブレーメンカナメロック」は空気中や地面の振動を利用し、周囲の状況を把握できる。左腕「ギグアーム」は命がけの四重奏で変身者の戦闘力や戦意を煽り、催眠といった状態異常を引き起こさせる楽曲を奏でる。
左肩にブレーメンボールドが搭載されない代わりに左拳が「ブレーメンロックグロー」に変化。「ギグアーム」から奏でられる音楽を剣技やパンチと共に叩き込める。
大いなる本から分割された、『ブレーメンのロックバンド』の伝承を封じ込めているワンダーライドブック。ジャンルは「物語」。カラーはヴァイオレット。
ブックの朗読の続きは、『お菓子の家にて動物たちは、おかしなメロディで熱狂する』。1ページのストーリーページには『月夜で音楽を奏でる4匹の動物(ロバ、イヌ、ネコ、ニワトリ)』が描かれている。2ページ目の左端のテキストには『動物達の四重奏が聖剣と交わり身に宿る』と記載されている。
必殺技
大断断(正式名称不明)
ブレーメンのロックバンド! ドゴーン! 激土乱読撃!ドゴーン!
ブレーメンのロックバンドワンダーライドブックを土豪剣激土の「シンガンリーダー」に読み込ませて発動する。遠距離の相手に向けて土豪剣激土を振るい、七色に輝く音符型のエネルギーを大量に放つ。
劇中の活躍
前半
第16章で飛羽真が裏切り者の疑惑を掛けられ、彼から聖剣とワンダーライドブックを回収しようとする。上條の離反を止められなかった責任感からか、飛羽真の弁解が却って疑惑を深める。
ただし、なるべく事を穏便に運ぼうとし、セイバーに対する攻撃を控え、動きを止めるのに留める。仮面ライダー最光によって変身解除されると撤退。変身解除されても感情的になって暴れる蓮を強制的に連れて退いた。
以降は大秦寺と共に飛羽真の心意やソフィアの行方を探りながら、精神的に危うい状態にある若い二人の世話役を買って出る等、年長者としての対応に徹している。
以降は大秦寺と共に飛羽真の心意やソフィアの行方を探りながら、精神的に危うい状態にある若い二人の世話役を買って出る等、年長者としての対応に徹している。
離反
飛羽真が火炎剣烈火の力の片鱗を引き出す。飛羽真に可能性を見出だした大秦寺の組織からの離反を見逃す。幾度にも及ぶ神代の一方的かつ理不尽な命令に、組織への不信感を抱く。
「マスターロゴスに会わせろ」と直談判をするも一蹴され、神代から愛息を人質に取るような発言を貰う。自身の胸中を察したそらの後押しを受けた尾上は、飛羽真との最後の一騎討ちを決行する。
飛羽真の揺るぎない信念を目の当たりにすると降参。飛羽真と共に戦う事を選び、組織を離反。以降彼への呼び方を小説家から飛羽真に改めた。
蓮との亀裂
大秦寺と共に倫太郎と蓮を説得、倫太郎には断られ、迷う蓮には「自分で考えろ」と告げ『自分で熟慮した上で共に戦って欲しい』と頼んだ。
これが神代の逆鱗に触れ、ノーザンベースでサーベラに襲われる。プリミティブドラゴンに変身した飛羽真や、カリバーとなった富加宮賢人が現れ、結果的に助かる。
賢人の暗躍でソフィアがノーザンベースに帰還すると、蓮を連れ戻そうとする。だが尾上の「自分で考えろ」発言を逆恨むように剣戟をぶつけてきた為、尾上は敢えてそれを受け止め、今は時期ではないと断念。
入院
神代兄妹及びメギドがノーザンベースを襲撃。単身でズオス・プレデターに立ち向かい惨敗。重傷を負い土豪剣激土も奪われる。
だが傷はすぐに癒え、聖剣のない状態でもマスターロゴスに抵抗する事を決意。第35章では飛羽真達の活躍でマスターロゴスの儀式が中途半端な形で終了した為、奪われたワンダーライドブックと土豪剣激土も手元に戻って来た。
最終決戦
以降は最後まで飛羽真陣営で戦い抜く。40章では操られたデュランダルをスラッシュと共に抑え込み、サーベラを救った。
最終決戦ではロード・オブ・ワイズ ハイランダーと対戦し、ハイランダーを羽交い絞めにしてスラッシュに倒させ、大秦寺と共に倒れるも、ユーリの手により回復する。
全ての戦いが終わった後は師匠と同じ教師の道を進む事に決めたらしく、教員試験の勉強に勤しむ姿が描かれた。
スピンオフ作品
剣士列伝「an episode of仮面ライダースラッシュ&バスター」では本編8・9話の間に位置する番外編が描かれる。
『セイバー』における重要事件「15年前の戦い」を描くスピンオフドラマ『ソードオブロゴスサーガ』では尾上と大秦寺(スラッシュ)以外の剣士は全員が先代となる。
「仮面ライダーセイバー 集え!ヒーロー!!爆誕ドラゴンてれびくん」
「子連れ狼」や「桃太郎侍」といった時代劇が好きだという一面が判明。ストリウスが芽依から奪った原稿を基に作った雑誌「めぎどくん」から実体化した子連れ狼は尾上親子そっくりの姿をしていた。
『萬画 仮面ライダーバスター』
最強の青春編(第1~3話)
TV本編の20年前、高校時代の尾上はふとしたことから剣士やメギドの存在を知る。先代バスターにして古典教師である亀巳川寿和との修行と激闘の末、土豪剣激土を託され、新たなるバスターとなりソードオブロゴスの一員となる。
ゴブリンメギドに襲撃された際、当初は1分も持てなかった土豪剣激土に認められ、仮面ライダーバスターへの変身を遂げた。
高校時代の尾上
かがり高校の喧嘩番長を自称し(当時としても時代遅れ)、正義感が強く弱いものいじめはゆるさない。好物はコーラ。土豪剣激土を使いこなす特訓をさせてもらう事を条件に、喧嘩を辞めている。
生身の状態でシミーの顔を振り回すのに苦労するであろうトンボ一本でダメージを与えており、蹴飛ばされてもかすり傷程度で済むなど仮面ライダーとなる前から戦闘力は高かった。
桐谷晴香
ヒロイン。幼馴染にしてバレーボール部主将。尾上より好意を向けられていたが、手のかかる弟のように思っていたためまったく気づいていなかった。
しかし改めて正面からの告白を受けると、笑顔で快諾した。昔は尾上の方が喧嘩が弱く、晴香に助けてもらってばかりいた為、「最強の男」を目指している事が判明。
最強の子育て王編(第4話~6話)
青春編から11年後。晴香と結婚し、息子のそらも誕生。6年前の事件により、ノーザンベース唯一の変身可能な剣士となっており、歴戦の勇士として最前線で戦いに明け暮れている。好物は妻の手料理とコーラ(コーラは週に一本までと自制中)。
晴香が過労で倒れたため、代わりにそらを世話。不器用な自分には剣士との両立は困難だと実感。自身も父親との記憶が少なく寂しい思いをしたこともあり(幼い頃に病死している)、剣士を辞め育児に専念することを考え、激土を大秦寺へ託した。
再起
その隙を突かれスパイダーメギドの襲撃を受け窮地に陥るも、駆けつけた晴香の激を受け、改めて剣士として戦うことを決意。
腕に毒を打ち込まれ「一度剣を振るえば腕が腐る」状況まで追いつめられるが、『奴を倒して毒が消えるなら一発でしとめりゃいい』と考え、一振りでスパイダーメギドを撃破。剣士と育児を両立させる『最強の子育て王』となることを決意した。
そして時は流れ、本編の時代。「火炎剣烈火に選ばれた奴」の顔を拝んでくると言い、メギドとの戦いへ向かった。本編の第3章にそのままつながるラストになっている。
DX玩具版の方も剣型武器にありがちなデフォルメが少なく、かなりデカい。その大きさたるや、仮面ライダー鎧武の火縄大橙DJ銃・大剣モードに匹敵する全長63cm。
一方でワンダーライドブックの個別認識機能は存在せず、どのワンダーライドブックをセットしても変身音声は共通となっている。
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以上です。これで紹介を終えます。
以上です。これで紹介を終えます。