【退場の軌跡】仮面ライダーケイロウ / 丹波一徹&仮面ライダーレター / 八木沼雪絵

2022年12月10日土曜日

その他サブライダー 仮面ライダーギーツ 仮面ライダー解説

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 今回解説する仮面ライダーはケイロウとメリーです。
目次
  • 丹波一徹
    • 概要
    • 描写
    • 海賊ゲーム
    • 迷宮脱出ゲーム
    • 権利譲渡
    • 備考
  • 仮面ライダーケイロウ
    • スペック(エントリー)
    • 概要
    • 活躍
    • エントリーフォーム
    • ニンジャフォーム
    • アームドプロペラ
    • 備考
  • 八木沼雪絵
    • 概要
    • 海賊ゲーム
    • 退場
  • 仮面ライダーレター
    • スペック(エントリー)
    • 概要
    • エントリーフォーム
    • アームドプロペラ

丹波一徹
若いっていいよねぇ~。あたしも若い頃は、ヤンチャだったなぁ~

 特撮テレビドラマ『仮面ライダーギーツ』の登場人物。仮面ライダーケイロウの変身者。演じたのは藏内秀樹。

 概要

 眼鏡を掛けた年配の男性。第10話から新たに開催されたデザイアグランプリに参加する、若い頃はそれなりに元気だったようだが、年老いた今では見る影もなく、ジャマトとの戦いには消極的だった。
 デザ神となって叶えたい願いは「若返りたい」。他の参加者が横書きなのに対し、彼のみ縦書き。腰を痛めており、恐怖から戦わずに物陰に隠れていただけで疲れて果てる有様。吾妻道長「お前、何もしてないのにボロボロかよ?」と呆れ果てていた。

 描写
 穏やかな好好爺で一見すると頼りないが、時には年長者らしく頼もしい一面も見せる。景和「どうしてそんな無茶を?」と問われると「こんな年寄りより先に、若い子たちを死なすわけにはいかないだろ。」と年長者らしい思いを胸に立ち向かった本心を語るった。

 海賊ゲーム
 第1回戦の海賊ゲームではバッファとレターとチームを組む。レター共々隠れて戦闘に参加出来ず、道長の足を引っ張る。第2ウェーブでも勇気を出せないまま、海賊ジャマトにリンチされているレターを助けに行けず、見殺しにする。
 その後、追加エントリーしたナーゴに鼓舞されて、腰の痛みと恐怖心が消えた事でジャマトと交戦。何とか旗を守り切り、第1回戦を突破した。

 迷宮脱出ゲーム
 第2回戦開始前は「腰に優しいやつで頼むよ」と呑気な事を言っていたが当然そんな訳はなく、一般人を守りながらジャマトと戦う迷宮脱出ゲームに参戦。桜井景和とペアになったが、腰への負担は大きく、庇護対象である景和から逆に心配される始末。
 その後、浮世英寿と祢音に頼まれて景和達と逃走を図るが、ジャマトライダー率いる別のジャマトの集団に囲まれる。ジャマトの接近により、首輪が絞まって苦しむ景和達を見ると、勇敢に立ち向かう。
 敗北するも、IDコアが破損する前にギーツとナーゴが助けに来たおかげで命拾いし、介抱されながら先を急ぐ。

 権利譲渡
 もう戦う力は残っておらず、若い者達の足手まといになると感じ取った一徹は英寿に景和の事も守るよう懇願する。景和が記憶を取り戻すと、ゲームマスターに追加エントリーを頼む。
 一徹本人の了承を得た上で「ケイロウのエントリー権を譲渡する」という形で、景和はタイクーンとして戦線復帰を果たした。
 彼はエントリー権の譲渡に伴って脱落となったが、これまでの戦いで退場・脱落した参加者と異なり、満足げに景和に礼を述べつつ、IDコアの消滅と共に姿を消したのだった。

「いいや。今を精一杯生きていれば、まだまだ現役。若くなりたいとは思わなくなったよ」

 備考
 演じる藏内秀樹氏は(撮影当時)御年68歳で、初変身者としては『仮面ライダーW』第43話・第44話にて、オールド・ドーパントの影響で年老いた左翔太郎を演じた名取幸政氏(こちらも撮影当時は68歳)とトップタイ。
 一徹は腰の曲がったひ弱な老人だが、演じた蔵内氏は仮面ライダーWEB曰く「本当にお元気で背筋もシャキっとされている」「背筋ピーンのシャキシャキ」との事。

仮面ライダーケイロウ
変わっちゃったよ~! まぁ、こんな感じで。へへっ……

 スペック(エントリー)

身長:190.8cm
体重:73.2kg
パンチ力:0.6t
キック力:1.5t
ジャンプ力:2.6m(ひと跳び)
走力:12.7秒(100m)

 概要

 丹波一徹が仮面ライダーケイロウコアIDのセットされたデザイアドライバーで変身する仮面ライダー英語表記は「Keiro」モチーフはベージュ色のフクロウ、或いはミミズクガッツポーズからファイティングポーズを取って変身する。
 腰を痛めた老人で特に戦闘経験もなく、スペックもかなり低い。仮面ライダーシリーズ全体で最弱候補に名を挙げられがちな仮面ライダー電王 プラットフォームを下回っている。

 活躍

 初参加の素人であることを抜きにしても戦闘力は低く、第1回戦でぎっくり腰になった。第11話では「この世には、順番ってもんがあるよな」と言って変身。ジャマトライダー達に立ち向かった。
 小型バックルしか持っていない上にろくに戦闘経験が無いため、格下のメイドジャマトと執事ジャマトにすらダメージを与えられず、ジャマトライダーの「ジャジャジャストライク」で重傷を負う。それでも英寿が来るまでの時間を稼いだ。

 エントリーフォーム
 デザイアドライバーに仮面ライダーケイロウIDコアのみを装填して変身した姿。ヘッドマウントデバイスは『ケイロウクレストギア』、複眼は『ケイロウアイ』。
 頭部『ケイロウヘッド』の眉『ケイロウブロウ』が飛行中やジャンプ時などに姿勢制御を行い、空中での三次元的な挙動を安定させる。

 ニンジャフォーム
スペック

身長:190.8cm
体重:76.8kg
パンチ力:1.5t
キック力:2.8t
ジャンプ力:16.8m(ひと跳び)
走力:9.6秒(100m)

概要

 ニンジャバックルをデザイアドライバーの右側に装填して変身した姿。当初配布されたのはゾンビバックルだったが、「あんたには危険すぎる」と判断した道長に半ば強引に交換させられた。
 俊敏性に優れているのでケイロウとの相性自体は悪くないはずだったが、腰が引けて戦力としては全く役に立たず、最終的に仮面ライダーバッファに没収されてしまった。

 アームドプロペラ
 プロペラバックルをデザイアドライバーの右側に装填して変身した姿。プロペラバックル自体は仮面ライダーレターが使用していた物。
 ニンジャバックルを取り上げられた直後にバッファから渡された。劇中では緊急参戦したナーゴに鼓舞されてレイズプロペラを鈍器代わりにしてジャマトの頭部を殴打し、撃破した。

 備考

 頭部のスーツは仮面ライダーギンペン改造・リペイント名前の由来は変身者が老人という事で「敬老の日」から取ったと思われる。
 スーツアクターの井口氏は機界戦隊ゼンカイジャー暴太郎戦隊ドンブラザーズなどで戦隊怪人を務めた戦隊常連組で、戦隊常連の先輩にあたる蔦宗正人氏の次にライダーデビューを果たした。

八木沼雪絵
しょうがないでしょ! あたし達一般人なんだから!

 特撮テレビドラマ『仮面ライダーギーツ』の登場人物。仮面ライダーレターの変身者。演じたのは太田路。

 概要

 第10話から新たに開催されたデザイアグランプリに参加する若い女性。デザ神となって叶えたい願いは「10kg痩せて、推しと結婚したい」だが、元々戦闘とは無縁の一般人である為、ジャマトとは積極的に戦おうとせず、逃げ隠れてばかりだった。
 第1回戦「海賊ゲーム」ではバッファケイロウとチームを組んで海賊旗を守る。だが海賊ジャマトに怯えてばかりで戦おうとせず、完全に道長の足手まといになる。

 退場
 第二ウェーブでは結婚願望を胸に奮起しようとしたが、いざジャマトを前にしても結局尻込みする。とうとう恐怖に耐え切れなくなってレイズプロペラで逃走。だが直後に海賊ジャマトが放ったバズーカで撃墜された挙句、数体がかりでリンチされ、大ダメージを負う。
 変身解除と共にIDコアが破損し、呆気なく消滅自身の理想や世界のために戦う意思を固められないまま、怖気づいて敵前逃亡するという大きすぎる隙を作った事が敗因となった。

仮面ライダーレター
結婚する…。結婚する……

 スペック(エントリー)

身長:182.0cm
体重:68.5kg
パンチ力:0.7t
キック力:2.3t
ジャンプ力:3.2m(ひと跳び)
走力:10.5秒(100m)

 概要
 八木沼雪絵が仮面ライダーレターコアIDのセットされたデザイアドライバーで変身する仮面ライダー。ナーゴに次ぐ2人目の女性ライダー。
 英語表記は「Letter」。モチーフは白いヤギ。メリーと異なり頭部はツルツルしている。能力はかなり低く、全能力ケイロウに次ぐワースト2位

 エントリーフォーム

 デザイアドライバーに仮面ライダーレターIDコアのみを装填して変身した姿。頭部『レターヘッド』の硬質な角『レターカプリコン』が頭部の防御力を高めるカウンター攻撃の起点。ヘッドマウントデバイスは『レタークレストギア』、複眼は『レターアイ』。

 アームドプロペラ

 プロペラバックルをデザイアドライバーの右側に装填して変身した姿。高低差を活かした攻撃でジャマトを翻弄していたナーゴとは対照的に、戦場から逃走する時にしか使わなかった。

 備考
 頭部のスーツは仮面ライダーメリー改造・リペイントレターの名前及びモチーフの由来は童謡「やぎさんゆうびん」の歌詞にある手紙と思われる。レターの早期退場を予想する声は少なくなく、実際に初登場回となった10話で倒されてしまった。
 スーツアクトレスを務めた五十嵐睦美氏は前作『仮面ライダーリバイス』でラブコフ役を務めており、今回が初の仮面ライダー役となった。

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 以上です。これで紹介を終えます。

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