【実は強かった…?】仮面ライダーシロー / 豪徳寺武&仮面ライダーダパーン / 墨田奏斗

2022年11月23日水曜日

その他サブライダー 仮面ライダーギーツ 仮面ライダー解説

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 今回解説する仮面ライダーはシローとダパーンです。
目次
  • 豪徳寺
    • 概要
    • 活躍
    • 脱落
    • 中の人
    • 即退場おじさん
  • 仮面ライダーシロー
    • スペック(エントリー)
    • 概要
    • エントリーフォーム
    • アームドアロー
    • 退場の伏線
  • 墨田奏斗
    • 概要
    • 描写
    • 過去
    • 嫉妬心
    • 活躍
    • ゾンビ化
    • ミッション終了
    • 脱落
  • 仮面ライダーダパーン
    • スペック(エントリー)
    • 概要
    • 戦闘能力
    • エントリーフォーム
    • マグナムフォーム
      • スペック
      • 概要
    • 備考

豪徳寺
「あぁ…。消防士なんでね、つい人命救助を優先してしまう」

 特撮テレビドラマ『仮面ライダーギーツ』の登場人物。仮面ライダーシローの変身者。名前の読みは「ごうとくじたけし」。演じたのは金城大和。

 概要

 デザイアグランプリに参加する消防士の男性。職業柄故に正義感が強い性格。スコアの主な稼ぎ方は人命救助。もちろんジャマトの撃破も積極的に行い、自身が狙っていたジャマトを仮面ライダーバッファに倒された時は苦言を呈していた。
 同じ参加者の吾妻道長からは「よく言うよ。その人助けも、スコア稼ぎのためだろ?」「善人ぶるなよ…。見返りを求めてるくせに」と言われており、「君とは一緒にしないでもらいたい」と嫌悪感を示しているが、台詞を否定はしなかった。

 活躍
 第1話ではギーツ、バッファと共にデザイアグランプリを生き残っていた。ジャマーエリアの出現に伴って発生したミッションに挑戦。ジャマトに囲まれて窮地に陥っていた一般人の桜井景和と鞍馬祢音を救助し、屋上に避難させる。
 一時は戦線から脱した武は変身を解除し、2人に対し「自分は消防士である」と告げる。しかし、そこに道長が現れ、ギスギスした空気が流れる。

 脱落
 上空にスラグフォートレスジャマトが出現。いち早くシローに変身して対抗しようとする。しかし変身直後、スラグフォートレスジャマトの一撃を一身に受けて壁に叩きつけられる。これが致命傷となってライダーコアIDが破損し、呆気なく消滅してしまった。
 変身せずに回避に専念した事で生き残った道長は、無情にも豪徳寺の死を悲しむどころか、プレイヤーが一人脱落した事に不敵な笑みを浮かべるのだった。

 中の人
 演じた金城大和氏は『獣電戦隊キョウリュウジャー』にて、ノッさんことキョウリュウブルー/有働ノブハル役で出演していた経歴がある。
 スーツアクターの蔦宗氏は『機界戦隊ゼンカイジャー』以前で数々の戦隊怪人や戦隊ヒーローを演した戦隊シリーズの常連であり、今回が初のライダー役である。
 この鮮烈すぎる活躍について、放送後に金城氏は「ライダーシリーズ屈指のスピード戦士の誕生スピードの向こう側をご堪能いただけましたか?」と皮肉たっぷりの自虐コメントをしている。

 即退場おじさん
 一連の流れに衝撃を受けた一部の視聴者からつけられた、前作『仮面ライダーリバイス』の「変身失敗おじさん」こと門田ヒロミに倣ったあだ名。
 始めから「一話で退場する名有りのモブライダー」として設計されていた節がある。彼の死はデザイアグランプリがいかなる大会であるかを非常に端的かつ的確に景和達、そして視聴者に見せつけた。

仮面ライダーシロー
「相変わらず勝手だな…。人のものを横取りとは」

 スペック(エントリー)

身長:209.2cm
体重:85.2kg
パンチ力:1.2t
キック力:3.4t
ジャンプ力:4.2m(ひと跳び)
走力:8.4秒(100m)

 概要

 豪徳寺が仮面ライダーシローコアIDのセットされたデザイアドライバーで変身する仮面ライダー。レイズバックルをセットすることにより装甲を身に纏う。英語表記は「Shirowe」。
 モチーフは白熊。頭部は着ぐるみの被り物のようになっている。丸い右目と星型の左目の複眼が特徴。初登場は第1話。

 エントリーフォーム
ENTRY

 デザイアドライバーに仮面ライダーシローIDコアのみを装填して変身した姿。頭部以外は他のライダーと共通している。パーソナルアイテムはない。劇中未登場。
 頭部『シローヘッド』の大型の耳『シローイヤー』は長距離通信を可能としている。ヘッドマウントデバイスは『シロークレストギア』。複眼『シローアイ』は比較的大型の視覚装置を持つため、左右異なる視点を同時に見ることができる。

 アームドアロー
城か!まずい!

SET ARMED ARROW READY FIGHT

 デザイアドライバーにアームドレイズバックルをセットして変身した姿。大型のレイズバックルを駆使してスコアを稼いでいたギーツ・バッファとは異なり、小型のバックルしか所持していない。
 にもかかわらず、最後のミッションが開始される直前の時点のスコアは2人より高い646,000であった。スペックの差を埋める変身者の豪徳寺の力量や人助けなどで半年間に渡ってスコアを稼いでいた事が伺える。

 退場の伏線
 放送開始前から「公表された8人のライダーで唯一キービジュアルに姿を見せていない」「頭部が仮面ライダーダパーンと酷似しており、流用が疑われる」。
 「金城氏の『伝説残すため、光速の速さで一年間頑張りたいと思います!』という含みのあるツイート」から、早期退場を予想する人は少なくなかった。
 だが、蓋を開けてみれば「第1話…それも放送開始から約13分(しかも豪徳寺の出番は5分程度しかない)で消滅」という結末に驚きの声が多く上がった。Twitterでは「推した瞬間死んだ」という声もちらほら見られた。

墨田奏斗
「世間知らずのお嬢様だなぁ!世の中の人間がみんなお前のために存在してると思ったら大間違いだ! このまま噛まれて、スーパーセレブゾンビにでもなってろ!」

 特撮テレビドラマ『仮面ライダーギーツ』の登場人物。仮面ライダーダパーンの変身者。名前の読みは「すみだかなと」。演じたのは宮本龍之介。

 概要

 第2話からデザイアグランプリに参加する高校生。寡黙かつ打算的な性格。身振りも話し方も非常に気怠げ。協調性に著しく欠けている。
 自分の人生や周囲に不満を抱いており、時折虚ろな視線を向けたり、自分の思い通りにならないことに直面すると感情を乱したりと年相応の脆さを持つ。

 描写
 宝探しゲームの最中に鞍馬祢音に協力を持ちかけられたり、休憩室で小金屋森魚にシールドバックルとマグナムバックルのシャークトレードを提案されたたが、いずれも歯牙にもかけない態度で断っている。
 ゾンビ狩りのミッションではゾンビジャマトに襲われているナーゴに助けを求められるも「ライバルを助ける馬鹿がどこにいる」と毒づき見捨てた。

 過去
 かつては大好きなバスケットボールに打ち込むごく普通の高校生だったが、ある日、不慮の交通事故に遭い、右足の負傷で選手生命を絶たれてしまう。
 その日を境に自棄になった彼は、日常を謳歌する周囲の人間への嫉妬や何もかも滅茶苦茶にしたいという破滅願望に囚われ、「人類が滅亡した世界」を望んでデザイアグランプリに参加した。

 嫉妬心
 同じ参加者の仮面ライダーナーゴこと鞍馬祢音には非常に強い嫉妬心を抱いている。将来が潰れた自分に対して祢音は「財力も美貌も備えているのに自らそれを捨てようとしている」ため。
 祢音から「もう一度バスケができる世界を望めばよかったんじゃないの?」と聞かれた際は、「もうどうでもいいんだよ」と自棄気味に答えていた。

 活躍
 デザイアグランプリでは単独行動で、着々とスコアを稼いでいた。ゾンビサバイバルゲームの第2ウェーブでは祢音のファンを名乗り、ゾンビジャマトに襲われているナーゴを救出。「僕が君のSPになるから、一緒にスコアを稼ごう!」と提案してナーゴの信用を得る。
 そして油断させたナーゴを背後から狙撃。ナーゴをゾンビ化させて脱落させようとする。だが、企みを見透かしていたギーツに妨害される。

 ゾンビ化
 実は第1ウェーブで狙撃に気を取られている隙にゾンビジャマトに左腕を噛まれており、既に体はゾンビ化が進行していた。その為、ゾンビジャマトからは仲間とみなされ攻撃対象から外されており、ナーゴを道連れにしようと考えていたのだ。
 ミッションでは他のライダーを攻撃するとポイントが減るペナルティがあり、実際にダパーンはギーツとナーゴを攻撃した分スコアが減少したが、何故かギーツのスコアは減っていなかった。このことから英寿が察した。

 ミッション終了
 第2ウェーブ終了後、祢音がゾンビに噛まれていた事が分かると、「ご愁傷様」と吐き捨てて去っていった。第4話では「完全にゾンビ化すればいつ他のプレイヤーを襲いかねない」と判断した吾妻道長に拘束されたが、実は裏で取引していた。
 道長にマグナムバックルを渡して第3ウェーブに参加。完全に勝負を捨てて手当たり次第に他のライダーを襲う暴挙に出たが、タイクーンに阻止され、失敗に終わった。最終的にミッションクリアにより、奏斗と祢音のゾンビ化は治まり、元の身体に戻った。

 脱落
 第2ウェーブ以降は妨害に徹してろくにスコアを稼いでいなかった奏斗は最下位となり、強制脱落が決定。第3ウェーブで怒涛の追い上げを見せたナーゴとの差はわずか1800。
 ライダー攻撃による減点は1回につき2000。つまり諦めずに戦っていれば、絶対に最下位にはならなかったのだ。虚勢を張って笑う中、IDコアが消滅。その直後に奏斗の肉体も消え去り、デザイアドライバーだけが残された。
 そして結果発表でやって来たツムリにドライバーを回収され、「仮面ライダー失格」の烙印を押されるのであった。仮面ライダー失格となった者はデザイアグランプリについての記憶を消され、元の生活に戻されるため、生存はしていると思われる。

仮面ライダーダパーン
ライバルを助ける馬鹿がどこにいる?

 スペック(エントリー)

身長:197.6cm
体重:80.3kg
パンチ力:0.9t
キック力:2.9t
ジャンプ力:4.0m(ひと跳び)
走力:8.2秒(100m)

 概要

 奏斗が仮面ライダーダパーンコアIDのセットされたデザイアドライバーで変身する仮面ライダー。レイズバックルをセットすることにより装甲を身に纏う。英語表記は「Da・paan」。初登場は第2話。
 モチーフはパンダ。頭部はシローに酷似しており、右目が円形・左目が星型になっている。耳が黒、右目が大きく縁取られている。額が緑色といった相違点もある。

 戦闘能力
 距離を詰められた場合は持ち前のスペックを活かせず、防戦一方になってしまう。激しい動きを必要としない立ち回りを基本としていることは、右足の怪我の後遺症が影響していると考えられる。
 ギーツ・ゾンビフォームとの交戦では自棄になり、何度も攻撃するが悉く躱され、「ゾンビストライク」の一撃を受けて敗れた。
 第4話ではゾンビ化が進行し、ダパーンアイに白い触手のような模様が入っている。メリーに奇襲をかけ、噛みつき攻撃をおこなった。

 エントリーフォーム
ENTRY

 デザイアドライバーに仮面ライダーダパーンIDコアのみを装填して変身した姿。頭部以外は他のライダーと同じ。パーソナルアイテムは無し。頭部『ダパーンヘッド』の大型の耳『ダパーンイヤー』は高い集音機能を備えている。
 ヘッドマウントデバイスは『ダパーンクレストギア』。複眼『ダパーンアイ』は加えて高い暗視能力により、闇に潜むターゲットを暴くことができる。

 マグナムフォーム(上半身)
SET MAGNUM READY FIGHT

スペック

身長:197.6cm
体重:84.5kg
パンチ力:1.5t
キック力:4.2t
ジャンプ力:6.6m(ひと跳び)
走力:7.8秒(100m)

概要
 マグナムバックルをデザイアドライバーの右側に装填して変身した基本形態。初登場は第2話。拡張装備「マグナムシューター40X」のライフルモードで、樹上や建物の上などの安全圏から一方的に敵を狙撃する戦術を得意とする。
 必殺技はマグナムシューター40Xのバレットチャージャーを引いた後、インプットリガーを引く事で発動する「タクティカルシュート」。ライフルモード状態のマグナムシューター40Xから赤いエネルギー弾を連射する。

 備考
 頭部のスーツはシローの改造・リペイントで、5話以降は仮面ライダーパンクジャックとしてリペイントされた。色合いがギーツに近い事もあって視聴者からは「マグナムフォームが似合う」ともっぱらの評判。
 だが、マグナムフォームは元々ギーツのフォームとしてデザインされており、ダパーンに似合っていたのはほぼ偶然に近い。東映公式サイトの「こぼれ話」によると、武部直美プロデューサーはダパーン マグナムフォームを見て爆笑したらしい。

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 以上です。これで紹介を終えます。

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