今回は仮面ライダーフォーゼの全ステイツを解説します。
「俺達は何度も何度も失敗した。だけど、誰かがくじければ誰かが支える、そうやってグルグルと人の想いが渦を巻いていく!これも銀河だ!」
目次
- 本編登場形態
- エレキステイツ
- スペック
- 概要
- 外見
- 活躍
- ビリーザロッド
- 必殺技
- ファイヤーステイツ
- スペック
- 概要
- 特徴
- ヒーハックガン
- 必殺技
- 備考
- マグネットステイツ
- スペック
- 概要
- 外見
- NSマグフォン
- 戦闘能力
- NSマグネットキャノン
- 必殺技
- 特殊形態
- ロケットステイツ
- スペック
- 概要
- 外見
- 戦闘能力
- 活躍
- 必殺技
- ロケットドリルステイツ
- 概要
- 外見
- 必殺技
- ランチャーステイツ
- メテオフュージョンステイツ
- スペック
- 概要
- 外見
- 戦闘能力
- 装備
- 必殺技
- メテオなでしこフュージョンステイツ
- スペック
- 概要
- 戦闘能力
- 必殺技
- 備考
本編登場形態
エレキステイツ
エレキ・オン
「このパワー!シビれるぜ!」
スペック
身長:200cm
体重:97kg
パンチ力:2.1t
キック力:6.3t
ジャンプ力:20m
走力:100mを5.8秒
体重:97kg
パンチ力:2.1t
キック力:6.3t
ジャンプ力:20m
走力:100mを5.8秒
概要
フォーゼが10番目のアストロスイッチ・エレキスイッチをドライバーにセットして、右手のビリーザロッドから逆流した電気エネルギーを受け入れた事によってベースステイツからステイツチェンジした形態。
通常のアストロスイッチよりも強いパワーを持つエレキスイッチの効果により、各部は電気エネルギーに対応した形状や機能を獲得している。
初使用時は使いこなせず、逆流エネルギーで敵諸共ダメージを受け、右腕だけのフォームチェンジとなった。風城美羽のお気に入りのステイツ。
使用経緯
5話で初登場。「今までとは違うパワーを秘めている」と渡されたスイッチを使用し、ビリーザロッドを使ってユニコーン・ゾディアーツと戦った。しかし使いこなせず変身解除してしまう。その後罠に嵌められJKにスイッチを盗まれ、変身不能に陥る。
6話ではユニコーン・ゾディアーツに殴られた弾みでJKがスイッチを落としてしまい、盗んでいたことが弦太朗に露見する。その後連れ攫われる直前に辛うじて拾っていた。
騙して利用したにも関わらず助けに来てくれた弦太朗を信じたJKが「値打ちもんは簡単には手放さないっす」と軽口を叩きながらスイッチを手渡したことでフォーゼの手元に戻る。曰く「ひん曲がって捻くれた部分も受け入れる」事で完全なステイツチェンジを果たした。
外見
モチーフは雷神。左腕、右脚、左脚以外の部分が金色、複眼が青く変化している。胴衣には雷神太鼓の意匠が施され、マスク形状やボディの光沢あるゴールドから月面着陸船イーグルを彷彿とさせる。
実際にスーツに使われている黄金の生地は人工衛星などの外装に用いられるサーマルブランケットがモチーフであり、意図的に皺が寄るように造形されている。
活躍
『雷』の力を操り近接戦が得意。6話ではリミットブレイクでユニコーン・ゾディアーツを撃破した。8話では改心した大文字隼が操縦するパワーダイザーと共にスコーピオン・ゾディアーツ、ハウンド・ゾディアーツと戦闘。ダイザーとの連携攻撃でハウンドを撃破。
12話ではステルスモジュールを併用してピクシス・ゾディアーツのダウジングホーンを破壊して能力を封じ、逃走するピクシスをライダー100億ボルトシュートで撃破。15話ではペルセウス・ゾディアーツ戦に対してリミットブレイクを相殺される。
18話では高所から単独のライダー電光ドリルキックを放ち、リンクス・ゾディアーツを倒す。20話ではメテオと同時にリミットブレイクをドラゴン・ゾディアーツに使用するも効かなかった。
ビリーザロッド
エレキステイツの時に使用するロッド型のモジュール。電撃を纏わせての打撃の他に、電気の斬撃や電磁ネットを飛ばす事も可能。コードのプラグを3つのコンセントに差し替える事で「帯電」・「放電」・「電磁網」など様々な能力を発揮する。
設定上、エレキステイツでは常に右手にビリーザロッドを持っていることになっているので、右手に何も持っていないエレキステイツというのは存在しない。名前はおそらく、ビリビリする棒(ロッド)+ビリー・ザ・キッドというダジャレ。
必殺技
ライダー百億ボルトブレイク
エレキスイッチをロッドの柄にセットして発動。帯電したロッドで敵を切り裂く。
ライダー百億ボルトシュート
エレキスイッチをセットしたロッドから電気の斬撃や高電圧弾を飛ばし、離れた距離の敵も真っ二つに切り裂く。仮面ライダーメテオのリミットブレイクと同時に使用した事もある。
ライダー百億ボルトバースト
地面にロッドを刺し、電撃を周囲に飛ばして大爆発を起こして、広範囲の敵を攻撃するリミットブレイク。
ライダー電光ドリルキック
ベルトのレバーを引いて発動。エレキの力を足のドリルモジュールに纏わせて繰り出す電撃キック。ロケットモジュールが使えないため、ダイザーや高所からとび出すなど加速を付ける必要がある。
ライダー電気ショック
ウィンチモジュールで敵を捕まえ、ウィンチのワイヤーからロッドの電撃を敵に送り込む。まるで拷問のような技に、視聴者はマスクの奥の歪んだ唇が見えたとか見えなかったとか。
エレキ・ジャイアントフット・スタンパー・ウインチ・リミットブレイク
劇場版にて使用。ウインチモジュールで片方の敵を拘束しながら、もう一方にスタンパーモジュールで蹴り込んだスタンプ印を爆発させつつ強化されたジャイアントフットモジュールの一撃を放つ。
ファイヤー・オン
「今度は熱いのがドッとくるぜ!」
スペック
身長:200cm
体重:99kg
パンチ力:2.8t
キック力:7t
ジャンプ力:17m
走力:100mを6.5秒
体重:99kg
パンチ力:2.8t
キック力:7t
ジャンプ力:17m
走力:100mを6.5秒
概要
フォーゼがナンバー20・ファイヤースイッチでステイツチェンジした『炎』を操る射撃戦を得意とする姿。初登場は第9話。スーツの色は赤。モチーフは消防士と不動明王。
ライダースーツには炎の字を模るように、三角形の意匠がみられる。変身音はホルストの『火星』オマージュと思われる。
特徴
炎を操り制するもの。炎を消すことも出来る。野座間友子のすべてを受け入れようとする如月弦太朗の心意気によって、炎や熱をスイッチに吸収して自分のパワーに変換して砲撃する能力を覚醒させている。
アルター・ゾディアーツの火炎に炙られようと悠然と闊歩していた。しかし映画「スーパーヒーロー大戦」では、ゴーカイレッドがゴーカイチェンジしたマジレッドのレッドファイヤーで瞬殺されている。
ヒーハックガン
ファイヤースイッチをオンにした際に出現する大型銃。右手で持たれた状態で出現するが右腰にマウントも出来る。通常形態である火炎モードでは火炎弾を発射して攻撃できる。
フロントユニットとリアユニットを分離させてホースを伸ばすと、消火形態に変形する。消火剤の発射も可能。ファイヤースイッチを挿すとリミットブレイクが発動。その時にはサイレンがなる。
必殺技
ライダー爆熱シュート
ヒーハックガンのスイッチスロットにファイヤースイッチを装填して発動。身体に貯めた炎熱エネルギーをヒーハックガンから射出する超高熱火炎放射。
TV本編で撃破したゾディアーツは2体と他のステイツと比べて少ない(しかも1体は復活している)。劇場版ではダミーとはいえ2体のホロスコープスをこの技で撃破する活躍を見せた。
名称不明のリミットブレイク
激しい火災をヒーハックガンからの強力な放水(消火剤)で一気に消火する。アルター・ゾディアーツが引き起こした火事を一気に消してみせた。如月弦太朗には珍しく、技名を言っていない。
ライダー爆熱シュート一斉発射
第13話で使用。火炎放射と同時にランチャー・ガトリングモジュールを展開して放つ一斉射撃。この時は技名を叫ばなかった。技名はロストヒーローズ2より。
ライダーファイヤードリルキック
ヒーハックガンからの火炎を纏い、ドリルモジュールによる飛び蹴りを放つ。
備考
劇中でも「ファイヤーステイツ」と如月弦太朗に呼称されている。番組説明では『消防士ライダー』と紹介されていた。
名前がファイヤーなのも消防士=「fire fighter」であるからと考えられる。狙った物か不明だがファイヤーステイツが初登場した第9話と活躍した第10話の間に11月9日(119番の日)を迎えていた。
マグネットステイツ
N・S・マーグネーット・オン
「これがオレたちの青春の磁力だ!!」
スペック
身長:212cm
体重:114kg
パンチ力:2.8t
キック力:6.4t
ジャンプ力:13m
走力:100mを6.8秒
体重:114kg
パンチ力:2.8t
キック力:6.4t
ジャンプ力:13m
走力:100mを6.8秒
概要
NとSのマグネットスイッチの力でステイツチェンジした姿。N&Sマグネットという二つのアストロスイッチの力が一つの機能に集約されている。強力すぎて素の状態では非常に扱いづらいため、この二つを改良したツール・NSマグフォンを用いステイツチェンジする。
外見
モチーフは宇宙飛行士用のスーツ。スーツの色は銀。ステイツチェンジ時に頭部アーマーとキャノンを備えた肩・胸アーマーが現れ、フォーゼの上半身を両側から挟み込んで着装される。
頭部がアーマーによって固定された特殊な形状なので首を回す事が出来ない。シルバーのベースカラーに、磁石のN/Sを示す赤及び青のラインが体を走る。背後から見るとフォーゼの顔らしき意匠がある。
戦闘能力
肩に備えた二門の超電磁投射砲・NSマグネットキャノンで戦う。金属相手なら無敵とも言える能力を誇る。ファイヤーステイツ以上の射撃能力に特化した言わば『砲撃形態』。
分割されたマグフォンは砲塔を操作するコントールスティックの役割を果たす。バックパックのブースターの出力も上昇する。
NSマグフォン
マグネットステイツ変身用ツール。アストロスイッチ30番(Nマグネット)と31番(Sマグネット)それぞれに専用制御端末を取り付けたもの。朔田流星が作成し、歌星賢吾が最終調整。名前に「フォン」とある通り、携帯電話としても使用できる。
N側のスイッチにはマグネットステイツ時のリミットブレイク専用のボタンがある(暴発を防ぐ為か、カバーが付いている)。弦太朗は普通の携帯電話は所持していたが、制御端末完成以降はマグフォンで仮面ライダー部と連絡を取り合っている。
当初はスイッチのみ使用して両腕のみにモジュールが出現していたが、あまりにも強力過ぎる磁力で両腕がくっついて離れなくなる。更には周囲の金属も引き寄せて(最後はトラック2台に潰されそうになった)戦闘不能に陥った。
Nマグネットキャノン / Sマグネットキャノン
マグネットステイツの両肩に装備された超電磁砲。マグナフォームと呼ばれる外装部は鉄とニッケルが主材。その弾丸は通常の攻撃がほとんど通用しないドラゴン・ゾディアーツにダメージを与えるなど、フォーゼの装備の中でも特に破壊力に優れる。
合体
フォーゼドライバーのレバーを引くことで肩から分離、空中でU字磁石状の『NSマグネットキャノン』に合体する。2門の砲口からエネルギー弾を発射する他、帯びた電磁力を放出し、磁場を操ることもできる。
この状態での遠隔操作も可能で、直接ぶつけることで質量兵器としても使用できる(コーマ・ゾディアーツの作り出した偽ドラゴンを撃破)。サドンダスβとの長期戦(9日目)では、手に持ったNSマグネットキャノンをふらつきながら敵に叩きつけていた。
必殺技
ライダー超電磁ボンバー
ドライバーのレバーを操作して発動。両砲をU字磁石状に合体させ、赤と青の閃光を束ねた紫の光弾を発射するリミットブレイク。
光弾の力場に捕らえられた相手がブラックホールの中心で圧潰するが如く倒される。映画「スーパーヒーロー大戦」でゾディアーツでもないアポロガイストの投げたガイストカッターをこの技で弾き返した上に粉々に吹っ飛ばして葬り去った。
磁力の竜巻
正式名称不明。周囲の巨大な鉄塊をも巻き込む磁力の竜巻を起こし、敵を吹き飛ばす大技。見た目が派手なだけでなく食らったゾディアーツは変身を解除してもその後しばらく身体に磁力を帯びたままになる。
ライダー超電磁ボンバー一斉掃射
ランチャーモジュール・ガトリングモジュールと同時に放つライダー超電磁ボンバー。
その他
パワーダイザーとの合体技「ライダー超電磁タックル」はブースターの出力で体当たりを繰り出すリミットブレイク。劇中では挟み撃ちで使用したが、フォーゼ単体での使用も可能な様子。
仮面ライダーメテオとの合体技「ライダー超電磁ストライク」はNマグネットスイッチをメテオドライバーにセットして発動、互いに引き合うことで相手を押しつぶす。
やはりエグい。パチンコ「仮面ライダーフルスロットル」では、オリジナル必殺技でストロンガーとXが似た技を使った。
マグネットモジュール・リモートドライブ
ガンバライド限定技。マグネットキャノンをファンネルよろしく高速で動かして敵を撹乱、頭上から超電磁砲を撃ち出して敵を消滅させる。
特殊形態
ロケットステイツ
ロケット・スーパー
「ウダウダしてる暇はねぇ! 一気に決める!」
スペック
身長:200cm
体重:116kg
パンチ力:2.1t(加速時:5.1t)
キック力:6.3t
ジャンプ力:18m
走力:100mを7.3秒
体重:116kg
パンチ力:2.1t(加速時:5.1t)
キック力:6.3t
ジャンプ力:18m
走力:100mを7.3秒
概要
劇場版『MOVIE大戦MEGAMAX』にて初登場。SOLU/撫子が作り出した「ロケットスイッチスーパーワン」をフォーゼドライバーにセットして変身したフォーゼのステイツの1つ。さらなるスピードとパワーを得た。
素体はベースステイツと同じだが、全体的な色はロケットモジュールと同じオレンジになっている。複眼の色は青。体色がオレンジなのは、宇宙飛行士のスーツとスペースシャトルの燃料タンクをイメージしたためと思われる。
戦闘能力
両腕にロケットモジュールを装備。通常の1.5倍の推力を誇り、単独での大気圏突破が可能。それに伴い、ボディの耐熱コーティングも強化されている。2基のロケットモジュールを駆使できるため、より複雑で変則的な動きを取ることも可能となった。
コズミックエナジーを吸収することで、戦闘力を増大させることが出来る。LBの際には左腕のモジュールが一時的に解除される。なぜかというとレバーが握れないから。
活躍
『MOVIE大戦MEGAMAX』では銀河王との戦闘の際に使用。本編では第41話で登場。タチバナとの特訓で、逃げるタチバナを捕まえるために使用。スイッチを取り出した際に、弦太朗が「なでしこ…」と呟いたので映画のストーリーと本編は繫がっているらしい。
サジタリウス・ゾディアーツとの戦いで再登場。他にも小説版や、MOVIE大戦アルティメイタム、仮面ライダーウィザード、仮面ライダー大戦でも登場している。
必殺技
ライダーきりもみクラッシャー
両腕のモジュールで加速して繰り出す錐揉み回転からのキック。使用時に分かるが、相手に対して、ロケット部分が後ろ側に有るので、実質錐揉みキックをしている事になる。サドンダスを撃破した。ロストヒーローズ2では頭突き技となっている。
ライダーダブルロケットドリルキック
両腕のモジュールで超加速した後急降下して、左脚のドリルモジュールで敵を貫く。超銀河王を葬り去った。
MOVIE大戦MEGAMAXでは、仮面ライダーオーズ スーパータトバコンボとのライダーダブルキックとして使用したが、本来この技自体は単体でのライダーキック技である。
ロケットドリルステイツ
Rocket Drill On
「おお〜スゲェ!ロケットとドリルがくっ付いた!」
スペック
身長:200cm
体重:105kg
パンチ力:5.6t
キック力:3.5t
ジャンプ力:ひと跳び24m
走力:100mを6.5秒
概要
「仮面ライダーフォーゼ 超バトルDVD 友情のロケットドリルスイッチ ひみつのスイッチで最・強・変・身」に登場した仮面ライダーフォーゼの特殊形態。
仮面ライダーアマゾンから託された「クリアドリルスイッチ」(南米アマゾンに飛来したものを仮面ライダーアマゾンが発見、回収したもの)が、「ロケットスイッチ」と合わさった事でステイツチェンジした姿。
外見
頭部はベースステイツで、それ以外はロケットステイツと同じオレンジ色。コズミックエナジーの結晶とも言うべきクリアドリルスイッチの力が反映されている。
ロケットとドリルが融合したようなロケットドリルモジュールを右腕に装備している。ロケット噴射によって攻撃の勢いを増すことが可能。
「てれびくん」2012年7月号に付属していたプロモーションカードで、ガンバライドで使用することができた。通常はベースステイツで、必殺技使用時のみ変身する仕様。
必殺技
ライダーロケットドリルブラスト
ロケットと背中のブースターで加速し、ドリルで敵を貫く。サドンダスβを撃破し、12日間に渡って繰り広げられた激闘に終止符を打った。
ランチャーステイツ
『仮面ライダーフォーゼ』の公式ノベライズ作品に登場した特殊形態。「仮面ライダーイカロス」から漏れ出したコズミックエナジーの結晶が変化した「ランチャースイッチスーパーツー」を使ってステイツチェンジした姿である。
全身がランチャーモジュールと同じ濃い青色となる。両足と両肩にランチャーモジュールを装備しており、その高火力で敵を殲滅することが可能な遠距離戦型の特殊ステイツ。
フュージョン・オン
「これで終わらせる。ダチの絆は…鉄をも砕くぜ!!」
スペック
身長:205cm
体重:100kg
パンチ力:5.1t
キック力:8.6t
ジャンプ力:23m
走力:100mを5.8秒
体重:100kg
パンチ力:5.1t
キック力:8.6t
ジャンプ力:23m
走力:100mを5.8秒
概要
映画『仮面ライダーフォーゼ THE MOVIE みんなで宇宙キターッ!』に登場したステイツ。フュージョンスイッチを使用してフォーゼにメテオの力が融合した姿。変身の際、フォーゼにメテオが重なるような演出で、背景では二つの銀河が交わっている。
変身の際にはメテオの変身が解除されメテオスイッチがフォーゼドライバーに転送される。フォーゼドライバーにはメテオスイッチ、クリアー化したランチャーとドリル、そしてフュージョンスイッチが装填されている。
外見
頭部の形状はコズミックステイツに酷似しているがカラーは白に変化しており、中央部分の模様が異なる。肩の装甲はメテオストームのものと同形状。
モジュールベイスメントはコズミックステイツのものと同等だが、サークルモジュールベイスメントは消滅し、代わりにメテオギャラクシーが装着されている。
戦闘能力
絆の力によって限界を超えた強さを獲得。メテオギャラクシーとバリズンソードを武器とする。メテオのジークンドーを使え、その戦闘力はフォーゼとメテオが苦戦したグランダインとスカイダインの二人を圧倒する。
コズミックステイツのモジュール能力融合は無くなったが、■と▲のスイッチを取り出してドライバーに装填する必要がなく、必要な際にドライバーに装填されている。劇中ではデフォルトのランチャーの他ガトリングモジュールを使用した。
フュージョンスイッチ
ⅩⅤⅡのブレインが設計したスイッチ。地球儀のような形をしている。オフ状態ではアメリカ大陸が、オン状態では日本列島が見えており、海外旅行からの帰国を思わせる。
フォーゼとメテオの力を融合させる能力がある。如月弦太朗を思う40人の「絆の力」、膨大なコズミックエナジーによってマテリアライズした。
制作経緯
ブレインから設計図が送られる前に、巨大なⅩⅤⅡを月面にワープ・ドライブさせたためにフォーゼの40個全てのスイッチが故障する。
そのため、ライダー部のメンバーは各スイッチ復活とフュージョンスイッチ精製のためのコズミックエナジーを集めるために、これまで弦太朗と絆を結んだ天高の生徒・教師達にスイッチを配って回る。
そしてユウキの全校放送による合図と共に、弦太朗のことを想って40個のスイッチを同時に押してもらう事によって、コズミックエナジーを一気に集約。フュージョンスイッチの精製に成功した。
メテオギャラクシー
右下腕を覆うガントレット状の装備。コズミックエナジーを変換して放つ必殺拳のプログラムを切り替える3つのレバー、リミットブレイク用のスイッチソケット、指紋認証用のパネル等で構成される。
モジュールを併用することにより、メテオ以上に使いこなすことができる。指紋認証はフォーゼ=弦太朗のものになっている。プログラムは太陽系の惑星をモチーフにした『マーズ』『ジュピター』『サターン』の3種。音声のテンションが非常に高いうえ発音がネイティブで、一度聞いたら忘れられない。
バリズンソード
コズミックスイッチを使用することなく召喚可能。コズミックスイッチは召喚時に装填されている。
必殺技
スターライトシャワー
メテオギャラクシーを使用した必殺技。グランダインに至近距離でガトリングを放った後の続けざまに放った。
ライダー超銀河フィニッシュ
バリズンソードを使用した必殺技。マシンマッシグラーでⅩⅤⅡから飛びながらスカイジェットに変形したスカイダインを切り裂いた。
ライダーフュージョンドリルキック
メテオスイッチとドリルスイッチをONにして放つライダーキック。放つ際に両隣でフォーゼ・ベースステイツがライダーロケットドリルキックを、メテオがメテオストライクを一緒に放つような演出が入る。
ドリルモジュールで敵を貫いた後さらに飛び回し蹴りによる追撃を放つ。グランダインとスカイダインを撃破した。ガンバライジングでガンバライダーが使用する際は、「フォーゼ、メテオ、この力借りるぞ」と言う。
メテオなでしこフュージョンステイツ
「まだ勝負はついてねぇぞ! 絆の力…なめんな!!」
スペック
身長:205cm
体重:105kg
パンチ力:7.5t
キック力:9t
ジャンプ力:20m
走力:100mを5.8秒
体重:105kg
パンチ力:7.5t
キック力:9t
ジャンプ力:20m
走力:100mを5.8秒
概要
2012年12月公開の映画『仮面ライダー×仮面ライダー ウィザード&フォーゼ MOVIE大戦アルティメイタム』に登場した仮面ライダーフォーゼの劇場版限定ステイツ。
フォーゼドライバーに「メテオスイッチ」「なでしこスイッチ」「ドリルスイッチ」「フュージョンスイッチ」の4つを装填して変身した、限界をさらに超えたフォーゼ究極のステイツ。
ドリルは変身と同時に「クリアドリルスイッチ」に変化する。ステイツの性質上、メテオとなでしこの変身は強制解除される。基本的に「メテオフュージョンステイツ」と同じ容姿だが複眼はなでしこを思わせる水色に変化している。
戦闘能力
コズミックステイツやメテオフュージョンステイツに比べパンチ力が大きく上昇している。一方で走力は据え置き、ジャンプ力は僅かながら低下している。
ロケットステイツ同様、両腕になでしこのボディカラーと同じ色のロケットモジュールを装備。なでしこスイッチを起動することで脚部にホバリングリフターを装着可能。
後部にある小型ジェットノズル「グロウスプリンター」の両方を噴射させ、音速をも凌駕する推進速度を発揮して戦うことが出来る。
劇中未使用だが右腕にはメテオギャラクシーも装備しており、これを使った戦闘も引き続き可能。おそらくバリズンソードも使用できると思われる。
必殺技
ライダーロケットミサイル
ロケットモジュールを撃ち出す遠距離攻撃(ちゃんとロケットモジュールは自動で戻ってくる)。劇中では両腕同時に発射する「ライダーダブルロケットミサイル」も披露した。
ライダーアルティメットクラッシャー
なでしこスイッチを起動した状態によるリミットブレイクで発動。ロケットステイツの「ライダーきりもみクラッシャー」の要領で敵に突撃する。
劇中未登場だが、ドリルスイッチがドライバーにセットされている関係上、ロケットステイツと同じように『ライダーダブルロケットドリルキック』も発動可能。
前段階でメテオ、そして今回はなでしこの能力を取り込んでこの形態に変身した為、フュージョンスイッチは本来想定されたパートナーのメテオだけでなく、アストロスイッチを使ったライダーシステムの力なら誰でも吸収できる事が伺える。
ただしこれは「フュージョンスイッチの機能」というより、「"宇宙並みの度量"の持ち主である弦太朗が『絆の力』を信じるからこそ成せた業」とも考えられる。
仮にメテオやなでしこがフュージョンスイッチを使用した場合、同じような事が出来るかは不明。恐らく、二人はフォーゼよりもスイッチのスロットが少ない為、仮に合体できても戦術はフォーゼ以上に限られたものになるだろう。
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以上です。これで紹介を終えます。