今回解説する仮面ライダーはサーベラです。
「疑いを持つこと自体が裏切り行為なのです!!」
【BGM・閲覧のお供に是非】
目次
- 神代玲花
- 概要
- 性格
- 頭脳戦
- 備考
- 仮面ライダーサーベラ
- 概要
- 装備
- 煙叡剣狼煙
- ロイヤルソードオブロゴスバックル
- 備考
- 形態一覧
- 昆虫大百科
- スペック
- 概要
- 戦闘能力
- 特殊能力
- 性能
- 昆虫大百科ワンダーライドブック
- 必殺技
- 備考
- 劇中の活躍
- 闇の剣の影
- スカウト
- 仲間割れ
- サーベラ変身
『仮面ライダーセイバー』の登場人物。仮面ライダーサーベラの変身者。一人称は「私」。演じたのはアンジェラ芽衣。
第9章「重なり合う、剣士の音色。」より登場。ソードオブロゴスのもう一つの基地であるサウザンベースに所属する女性剣士。黒づくめの衣服を身に纏っていたが、第25章からソードオブロゴスの剣士として赤い制服を着用するようになる。
組織の最高責任者・マスターロゴスの代理使者として、何らかの目的を持ってノーザンベースを訪れたようだが、物語の要所で不審な行動を見せる。
冷静沈着な性格だが、高圧的かつ冷酷なイメージを醸し出しており、世界の秩序を守る為ならば多少の犠牲が出ることも厭わない考えを持っている。
マスターロゴスや所属に関して堅物な兄とは違い、飛羽真と倫太郎が共闘を持ち掛けた際にはそれを拒まず即座に共闘したり、意外とノリの良さがあったりと柔軟さを持つ。
思想
彼女の家系「神代家」は代々ソードオブロゴスとマスターロゴスに直々に仕えている。そのためかマスターロゴスへの異常な狂信(ワンダーワールド物語 煙叡剣狼煙でも「一途な心」と表されている)に染まっている。「自分の意思はマスターの意思である」と語るなど、彼には絶対の忠誠を誓っている。
マスターロゴスの語る「偉大な理想」を実現させることに血道を上げているが、それは時にマスターロゴスの言葉ですら捻じ曲げるなど危うい面を持つ。
マスターロゴスの「世界の均衡を保つ」事とは掛け離れた任務を言い渡されたり、自身の聖剣を無理やり回収されるなどの行動に徐々に不満や疑念、怒りを募らせつつある。
良識
善悪の判断に関しては割と良識的。尾上を引きずるズオス・プレデターを目撃してから、マスターロゴスが裏でメギドと繋がってる可能性を疑問視。タイミングが良すぎると怪しむ。
一連の行動は世界の均衡を保つ組織に使えている家系としての使命感の側面もあった様子。変身出来なくともある程度戦える者には多少の攻撃を加えても、全く戦えない者には危害を加えない。
但し43章では凌牙の手を握った芽依に鬼の如き形相を浮かべて剣を振り下ろしており、危うく斬りかかりそうになっていた。
ブラコン気質
兄の凌牙をかなり尊敬している。彼に認めてもらいたいという願望がある種、彼女の行動理念の一つである。兄の指示は絶対で、二人で行動したときは半ば彼の言いなり。
マスターロゴスがメギドと繋がっているかもしれないと言う疑念を打ち明けるが、兄に聞く耳を持たれなかった。第36章で兄がマスターロゴスを世界を守り得る存在ではないと判断し、叛逆を決意した際には「凛々しい」と評して彼へついて行く事を決めた。
39章では「ツンデレなお兄様もたまらない…!」と感想を述べた。兄が誰かと同等あるいは下に見られかねない様な状況に耐えられない。
飛羽真と共闘した際、彼が凌牙とコンビプレーを発揮すると、戦闘中にも関わらず「お兄様を利用するなんて……死にたいのか!!」と鬼気迫る様相で頭を殴りながら胸ぐらを掴んだ。飛羽真を謝罪させた。
剣士としても高い戦闘能力を誇るが、知力も高水準である。第16章では巧みな話術とロジックでノーザンベースの剣士たちの、飛羽真に対する信用を壊した。その際。彼らの弱点や状況を上手く突いていた。
- 飛羽真:裏切り者がいるかもしれないというソードオブロゴスへの不信感
- 倫太郎:孤児の自分を引き取り育ててくれた組織への盲信
- 蓮:賢人を殺害したカリバーへの恨み
- 大秦寺、尾上:上條の裏切りを止められなかった責任感と彼への疑惑
東映公式サイトの「現場通信」によれば、撮影現場にて役名で演者を呼びつける際に須藤“芽依”役の川津明日香氏を呼んだつもりが、アンジェラ氏も一緒に来るという事もしばしばあったとか。
読みは違うが、「神代」という苗字に剣士ライダーという事もあり、某サソリで没落貴族な坊ちゃまライダーを連想した視聴者も一定数いた模様。
中の人
演じるアンジェラ氏は『ゼンカイジャー』に登場するマジーヌにを「マジーヌたん」と呼び、Twitterのプロフィール欄に「マジーヌたんのママです(非公認)」と記載。並々ならぬ愛情を注いでいる。
『セイバー』が終わって『ゼンカイジャー』の放送時間になると「マジーヌたん今日も可愛いね」とツイートし、そのまま愛を叫ぶ実況ツイートを繰り広げる。
『てれびくん』の付録であるゼンカイマジーヌの組立人形を撮影の合間に作り上げ、「今日から私がママだよ」と言ってのけるなど凄まじい限界オタクっぷりを披露し、『ゼンカイジャー』第18カイ!視聴時のTwitterに至ってはもはや伝説と化している。
兄・凌牙役の庄野崎謙氏もつられたのか、Twitterのプロフィールにて「マジーヌたんの伯父(もちろん非公認)」とまで記載している。
仮面ライダーサーベラ 昆虫大百科
「私にはありません。あなた達を粛正します」
昆虫大百科! この薄命の群が舞う、幻想の一節……
「変身……!」
狼煙開戦! FLYING! SMOG! STING! STEAM! 昆虫CHU大 百科ー!! 揺蕩う、切っ先!
「ひれ伏しなさい」
スペック
身長:196.7cm
体重:82.9kg
パンチ力:41.5t
キック力:75.4t
ジャンプ力:84.1m(ひと跳び)
走力:2.2秒(100m)
概要
昆虫大百科ワンダーライドブックを煙叡剣狼煙に装填することで変身する煙の剣士。初登場は第25章。『セイバー』初の女性ライダー。物語「昆虫大百科」の力を宿す。
バスターや剣斬と同じく、聖剣に本を直接装填するタイプだが、変身音声はジャアクドラゴンに近い。流麗で素早い動きと、煙叡剣狼煙による的確な攻撃で相手を翻弄する「蝶のように舞い、蜂のように刺す」を地で行くトリッキーな戦闘スタイルが特徴。
変身時は、煙に包まれた後に衣類が弾け飛び、そのままサーベラの姿に変わる。
外見は煙の要素が強く、スチームパンクを思わせる容姿が特徴。ワンダーライドブック由来の虫の要素は胸部の甲虫、腰の蜂の羽のような装飾、背中の蝶々飾りとアクセント程度に抑えられている。
戦闘能力
スペックはプリミティブドラゴンとエックスソードマンを走力以外で上回る(但し、エックスソードマンはパワフルの場合はパンチ力、ワンダフルの場合はキック力がサーベラを上回っている)。
登場時点でのスペックはセイバーのライダーの中では最強クラス。歴代の女性ライダーでハイスペックなポッピーやツクヨミをキック力とジャンプ力では完全に上回っている。変身者の力量も高い。
聖剣の力で自身を煙と化す事で物理的な攻撃を透過。無敵状態のまま攻撃や移動できる。この特性により、サーベラ自身の攻撃を当てる事は出来るが、敵対する相手は自分の攻撃をサーベラに当てられない。
第39章では煙で出来た分身を生み出して相手を翻弄。第43章では分身を攻撃させた隙を狙って攻撃。。第40章では煙で作り出した分身をファンタジック本屋かみやまに送り込んでサウザンベースに危機が迫った事を伝えた。
欠点
煙化は自身の意志で行うため、煙化が間に合わず被弾することもある。プリミティブドラゴンに攻撃されていた。玲花は状況に応じて的確に通常形態と透過形態を使い分ける。
密閉かつ狭い空間に閉じ込められると煙の状態でも脱出不能に至り、出実体化せざるを得なくなる。
タテガミ氷獣戦記に極低温で煙自体を凍結させられて煙化を強制解除された。攻撃時には煙化を解く必要がある為、第33章ではデザストにその隙を見斬られて被弾。
性能
頭部『サーベラヘルム』
頭部装甲『ソワイユクコーン』は昆虫の繭をイメージさせる楕円形状は外部からの衝撃を逃がす特殊構造で、幾重にも重ねることで頭部をしなやかに保護する。
聖剣に選ばれた頭頂部の証『ソードクラウン』がサーベラと聖剣の状態を調整。両者のパワーバランスの調整や緊急時の変身解除などを行う。また、これ自体が鋭い切れ味を持つ刃であり、戦闘に使用可能。
雲烟過眼の眼差し『オンフュメルバイザー』はひとつのことに執着せず、複数の対象を同時に捉える昆虫の複眼と同様の働きをする。
『アンセクトマスク』は昆虫の如き強靭な顎を持ち、聖剣「煙叡剣狼煙」が生み出した煙に吐息を吹きかけて昆虫の能力を付加できる。
全身
聖剣「煙叡剣狼煙」に選ばれし者がまとう甲冑『ソードローブ』を聖剣の覚醒と同時に装着。変身者に剣技の向上・身体能力の増強・特殊能力の発動といった、闘うための力を授ける。
特にワンダーライドブック「昆虫大百科」とのシンクロ率が最も高く、その特性を余す事なく各部へ伝達、または反映できる。
腹甲『フュメルドレス』の全身各部の装甲は外骨格構造を持ち、超軽量でありながら優れた防御力により、あらゆる攻撃を退ける。翅『ブリアンエール』は剣士の挙動に追従して、宙を舞う華麗な剣舞が可能。
胴体
胸部装甲『フュメルビスチェ』が百花繚乱の昆虫の能力を変身者にもたらす。また、煙叡剣狼煙の能力を受けて、全身を微粒子化することで自身を煙にできる。
背中の拡散器『アンセクトシュミネ』が聖剣「煙叡剣狼煙」の生み出す煙を拡散させる。道標や警報、集合などの情報伝達に利用可能なフェロモンの散布を行う。また、刺激臭を放ち対象の臭覚を破壊するなど、様々な戦闘サポートを行う。
四肢
腕部『ライドアンセクトアーム』脚部『ライドアンセクトレッグ』は華奢な肢体からは想像できないほど大きな腕力やジャンプ力を生み出す。
グローブ『ライドアンセクトグローブ』は素早さと強力な刺突力を用いて聖剣の攻撃力を増大する。聖剣と剣士の甲冑「ソードローブ」をつないで、聖剣の力や読み込んだワンダーライドブックの能力を伝える。
ブーツ『ライドアンセクトブーツ』は微細な凹凸が付いたソール構造により、壁や天井などあらゆる場所での静止や歩行が可能。煙を纏わせキック力を大幅に増大できる。
装備
サーベラの持つ聖剣。煙を自在に操る力を持った剣で、暗めの赤紫色に黄色いアクセントが施され、刀身は火炎剣烈火等に比べ若干細い。
この剣によって操られる煙には目眩ましの効果がある他、煙に包まれた物を任意で別の場所へと移動させる能力がある。現所持者である神代玲花はこの力を利用して、ワンダーライドブックや闇黒剣月闇を密かに回収していた。
性能
柄『トラストヒルト』は細身の刀身から繰り出す刺突による攻撃力を最大化する握りとなるように設えられている。引き金『ノロシトリガー』は剣士が操作することで煙叡剣狼煙がその意思を読み取り、煙を自在に操る。各種攻撃におけるスターター。
聖なる煙の源『煙叡剣狼煙』は「聖なる煙」をはじめ、刃「ケムリッジ」が微粒子化した対象を意のままに操れる。中心部にはサーベラを表す紋章が彫り込まれている。
攻撃
『ノロシシェルフ』にワンダーライドブックを収める。ワンダーライドブックから力を引き出して聖剣に伝える他、剣士の甲冑「ソードローブ」に様々な能力をもたらす。
叡智を宿した刀身『ノロシソウル』で、ワンダーライドブックを収めた「ノロシシェルフ」から本に綴られたあらゆる伝承を学び取り、具現化できる。
刃『ケムリッジ』は聖なる煙によって幾星霜に亘り鍛え上げられた。対象を斬るだけでなく粒子レベルでのダメージを与える。
必殺技
入力装置『デフュージョンプッシュ』を強く1回押し込むことで煙が急激にチャージされ、必殺技「ショットインセクト」の発動が可能となる。
2回押し込むことで必殺技「永煙の一刺し」が発動可能。さらに押したままの状態で引き金「ノロシトリガー」を引くことで、超必殺技「昆虫黙々斬り」が発動する。
ロイヤルソードオブロゴスバックル
仮面ライダーサーベラへの変身に使用する装備の一つ。甲冑「ソードローブ」を展開する他、聖剣からワンダーライドブックの力を受けてエネルギーの生成や様々な能力を乗せるための制御を行う。
左側にはワンダーライドブック携行用ホルダー『ソードオブロゴスバックル』をマウント。聖剣を納刀する他、ワンダーライドブックを一冊収納できる。
昆虫大百科ワンダーライドブック
『この薄明の群が舞う、幻想の一節…』
大いなる本から分割された『昆虫大百科』の伝承を封じ込めているワンダーライドブック。ジャンルは「生物」。カラーは真紅。
ブックの朗読の続きは、『生物は他と交わることなく、煙の中を舞う』とあり、ジャアクドラゴン同様に相性の良いライドブックが存在しないことが示唆されている。
1ページのストーリーページには『蝶、カナブン、ハチ』が描かれている。2ページの右端のテキストには『儚き虫達が聖剣と交わり身に宿る』と記載されている。
備考
ワンダーライドブックの元ネタはジャン・アンリ・ファーブルの自伝『ファーブル昆虫記』と思われる。初登場回のアイキャッチでは、一節が一撃と誤植されていた。
レジェンドライダーワンダーライドブックを除くとキングライオン大戦記以来の生物ジャンルのワンダーライドブックあり、これでやっと5冊目となる。
生物ジャンルなので剣斬やスラッシュを差し置いてワンダーライドブックにサーベラのバストアップが描かれている。
必殺技
ショットインセクト
狼煙霧虫! インセクトショット!
聖剣のスイッチ「デフュージョンプッシュ」を1回押して発動する虫技必殺技。自身を煙に変換して敵の死角に回り、右足に桃色のエネルギーを纏わせた片足蹴りを衝撃波と共に放つ。第36章では蝶の羽を生やして飛び上がり、6本の昆虫の足と聖剣から斬撃を放った。
永煙の一刺し
狼煙霧虫! 煙幕幻想撃!
聖剣のスイッチ『デフュージョンプッシュ』を2回押し、トリガーを引いて発動。背中に煙で蝶の羽を形成し、無数の刃を降り注がせる。
第25章では真紅に輝く無数の刃を放つパターン、第26章では真紅のエネルギーを漲らせて直接斬り付けた。第40章では煙幕を出してそのまま蜘蛛の巣にさせて動きを封じた。第43章では煙幕で複数体の分身を作り出して撹乱。敵の背後に回り込んで斬撃。
昆虫黙々斬り
超狼霧虫! 昆虫煙舞一閃!
デフュージョンプッシュを押しながらトリガーを引いて発動。ワンダーライドブックの力で背中から虫の足を呼び出し、相手を叩き潰す。
第46章では煙幕で敵を撹乱した後、複数体の分身で貫いた。ガンバライジングでは煙を噴き出しながら、刀身に赤いエネルギーを込めて一息に貫く。
名前の由来は刀剣の一種・サーベル。『セイバー』に登場する他のライダーと違い、武器の名称を捩った名となっている。
恐らくサーベルの英訳がセイバーと同じく「SABER」となり、近年のガンバライジングでは高レアはライダー名が英語表記でも記載される為、混同するのを防ぐ為と思われる。
劇中の活躍
第9章で初登場。6体のアヒルメギドやカリバーに対してセイバー、ブレイズ、エスパーダが戦っている間、突如としてノーザンベースに来訪した。
第10章では自身がサウザンベースの使者であることを明かす。賢人に「今の貴方ではカリバーには勝てない」「この戦いにとって重要な存在」と告げて、彼にトライケルベロスのワンダーライドブックを手渡す。
その後、カリバーやハクチョウメギドと戦うセイバー達の様子を密かに観察。カリバーの正体が上條大地だと判明しても驚かず、怪しい笑みを浮かべていた。
第15章では上條/カリバーとの戦いを終え帰還した飛羽真と仲間達が再会を喜ぶ中、裏でその様子を見て冷笑していた。
第16章の冒頭、何者かと連絡を取る。上條が死亡した今となっては「神山飛羽真が鍵になる」として、小説執筆中の飛羽真の前に現れる。
彼に「サウザンベースの剣士にならないか」とスカウトをかけるが、ノーザンベースの仲間達と共に戦う事を選んだ飛羽真に断られる。
その後、ノーザンベースの剣士に「飛羽真がソードオブロゴスを裏切る」と吹き込み、彼等と飛羽真の仲間割れを引き起こさせる。
セイバーと芽依が危機に陥ると、ユーリ/仮面ライダー最光が救援に駆けつける。飛羽真達を争わせたのは、最初からユーリを誘き出すのが狙いだった様子を見せる。
以降、ノーザンベースの剣士達をサウザンベースの管理下に置き、飛羽真やユーリの持つ聖剣とライドブックの回収を命じる。
第20章では「飛羽真が力を手にしようと求めている」とノーザンベースの面々を煽る。精神の平衡を失いつつある蓮を「雷鳴剣黄雷をまだ飛羽真が持っている」と唆して差し向けた。
その後、王様メギドを捜索中の飛羽真とユーリの前に現れ「あなたが力を手に入れようとしても、我々が必ず阻止します」とまるで飛羽真が世界の敵であるかのような物言いで、実質の宣戦布告を行った。
第25章では組織を離反した尾上と大秦寺を粛正すべくノーザンベースを襲撃。サーベラに変身し、バスターとスラッシュを圧倒的な力で叩き潰した。しかし暴走するプリミティブドラゴンには苦戦。カリバーの乱入もあって水入りとなった。
バスターとスラッシュとの戦闘の最中、組織に対し疑問を抱き、マスターロゴスの意志なのかどうかを問う尾上に対して珍しく感情を露わにして激昂。彼女の目的がマスターロゴスの「偉大な理想」を実現させることが全てである事が語られた。
聖剣回収
第26章では賢人に斬り掛かろうとして最光に阻止される。倫太郎を連れて撤退。その後、闇黒剣月闇を回収するため最光、カリバーと交戦。月闇の回収には失敗するが、大秦寺の落としたヘンゼルナッツとグレーテルのブックを奪うと撤退した。
第32章では実兄と共にノーザンベースへ進攻。ユーリの「何故メギドと行動する!?」の問い掛けに戸惑うも、兄の指示を受けてソフィアを強襲。ズオス・プレデターの消滅を切っ掛けに撤退した。雷鳴剣黄雷、音銃剣錫音、土豪剣激土を回収した。
煙VS風
第33章ではマスターロゴスに残りの聖剣の回収と風の剣士の始末を命じられる。剣斬&デザストと交戦。煙化をデザストに攻略されるが、『昆虫黙々斬り』で返り討ちにする。
剣斬を追い詰めるが、そこにブレイズタテガミ氷獣戦記が乱入。『レオ・ブリザード・グランド』により足回りを凍らされるが、トドメの一撃を喰らう直前に煙に変化して脱出・逃走した。
マスターロゴスに正義はない
第34章ではルナの確保をマスターロゴスに命じられる。また、光の聖剣と本を回収した。第35章冒頭にてルナをも確保。儀式では聖剣を取り返しに来た倫太郎達と交戦。尾上達に剣を向けてブレイズの気を逸らさせた隙に、デュランダルにブレイズを倒させた。
だが、バハトの乱入によりマスターに無理矢理自分達の聖剣と本を奪われる。ブチ切れ寸前の状態で食って掛かるが、兄に制止されその場は怒りを抑えた。
最終的に、飛羽真の活躍により聖剣と本は再び手元に戻った。第36章では兄共々マスターロゴスに離反。セイバー、ブレイズと共闘した。
剣士共闘
第37章では協力関係を拒む。第38章では兄と共にイザクと戦闘している剣士達に加勢。新たなる聖剣「刃王剣十聖刃」の誕生に一役買う。第39章ではサウザンベースに兄と共に侵入。兄がソロモンを足止めする内に、オムニフォース生成に使われたワンダーライドブックを奪還。飛羽真たちの下に届けた。
その後イザクとの戦いを終えて帰還した飛羽真達に対しても兄の治療を行ってくれたことに感謝の言葉を述べるなど、彼らに対する態度も軟化してきている。
第43章では凌牙、飛羽真と共にストリウスのアジトへ突入。強化されたカリュブディスメギドにはデザストの嗅覚で攻撃パターンを見抜かれてやや押され気味であったが、兄との抜群のコンビネーションで勝利に貢献した。
コラボ回
映画公開記念合体SP 特別章「界賊来たりて、交わる世界。」
飛羽真がオリヒメワルドの短冊に「大事な宝が無くなってしまう」と書いてしまった事で自身の昆虫大百科のブックを紛失。
事件解決後、飛羽真らと別れたゾックスに兄共々尾行するがバレる。ゾックスが凌牙に抱き付くと「お兄様に気安く触るな!」とゾックスを引き離すが、オーシャンヒストリーライドブックを盗まれる。
ブックを取り戻す為、彼を追って強引にクロコダイオーに乗り込み、2人は『ゼンカイジャー』の世界に辿り着く。
機界戦隊ゼンカイジャー 第20カイ 映画公開記念合体スペシャル「剣士と界賊、兄の誓い。」
盗まれたライドブックを取り戻すべくゾックスを追う中、兄と介人、ジュランが対峙するのを目撃。「界賊の仲間」と思われたゼンカイジャーと戦うべく自らも剣を構えた矢先、ヒコボシワルドに「織姫候補」として連れ去られる。
攫われた先で、同じく織姫候補とされたマジーヌと出会う。正体がバレて拘束されるマジーヌを助け、クダック達も撃破して脱出。
ヒコボシワルドとゼンカイジャー、デュランダルが対峙する中、マジーヌと共に颯爽と登場。マジーヌと共に変身し、ゼンカイマジーヌの名乗りに続いてスーパー戦隊風の名乗りを上げる。
マジーヌの魔法と「狼煙霧虫」を組み合わせた戦法でヒコボシワルドを翻弄し、スーパーツーカイザーとデュランダルに繋いだ。最後はクロコダイオーに乗り、「セイバー」世界に帰還する。
備考
名乗りの際は兄とは違ってノリノリ。変身バンクの背景とゼンカイジャーフォントでの「仮面ライダーサーベラ」の文字も用意された。ラストではマジーヌと熱い抱擁を交わす(しかもウエディングベルのSE付き)。
その後照れ隠しの如く早歩きで立ち去る(この時焦りからクロコダイオーと逆方向に歩いている)。マジーヌは突然の事にドキドキが止まらず、凌牙は突然の妹の行動に動転。
ブルーンは「HUGっと!?」と驚きの声を上げ、ジュランは「あの子、気持ちダダ洩れね…」とツッコんでいた。そして、ハグをされたマジーヌも「何すか…?この感情…」とドキドキしていた。
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以上です。これで紹介を終えます。