【サプライズなし!】仮面ライダービヨンド・ジェネレーションズ ネタバレ!

2021年12月17日金曜日

仮面ライダーリバイス 作品紹介

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 今回は劇場版『仮面ライダー ビヨンドジェネレーションズ』をネタバレしていきます。
時代を超えた(ビヨンド)、100年に一度の<変身>

キャラクター

 剣士たち

 本編増刊号で剣士を引退した神山飛羽真だが本作では一時的に復帰。世界の異変に気付いたソフィアが倫太郎に命じて、炎の聖剣を渡し協力を仰いでいた。
 だったら任務は与えないにしても緊急時用に常時持たせておけよ。その他の剣士たちも引き続き世界を守るためディアブロ打倒に協力する。

 百瀬龍之介
 「最悪な人間」と自称。1971年、遺伝子研究を行っていた龍之介は研究に行き詰まっていた。そんな中ショッカーにスカウトされて、様々な改造人間を生み出すよう命令される。龍之介は悪事に加担しているという思いはあれど、自身の研究が実現していく様を喜ぶ。

本郷との出会い

 ある日、科学者を目指す1人の男:本郷猛を実験体としてとらえてきたショッカー幹部は、本郷猛を改造するよう龍之介に命令する。
 恐怖をもって脅かす龍之介だが、本郷猛は「人のためになるのが科学ではないか」と投げかける。その言葉が胸に刺さった龍之介だが、結局ショッカーの命令に従うまま本郷猛を仮面ライダーとして改造した。

脱走

 その後、本郷猛はショッカーの研究所から脱走。仮面ライダーとして怪人たちを倒していく。それを知った龍之介は罪の意識に苛まれる。
 これまで生み出してきた怪人はすべてショッカーがさらってきた罪のない人たちで、その人たちにも家族がいるからだ。

2071年

 龍之介はショッカーからの脱走を図るも失敗。ショッカーが入手したディアブロが封印されたスタンプを押され、ディアブロを生み出す。
 その後、ディアブロの再封印を行ったショッカーによって龍之介は宇宙船に乗せられ、遠くの宇宙に捨てられた。しかし宇宙船がワームホールに飲み込まれ、2071年の世界に飛来。


 仮面ライダーセンチュリーの変身アイテム。悪魔が蔓延る世界を救うため、未来の狩崎が開発した。装着者の精神のみを過去や未来へ飛ばせる。
 ディアブロが生まれる前にタイムスリップしてしまうと、自身が未来の危機のためにタイムスリップするという未来自体が書き換わってしまう。
 あくまでディアブロが復活し、完全な力を手に入れるまでの短い期間でディアブロを倒すことだけが唯一の道である。

 百瀬秀夫
 父親である龍之介を憎んでいる。その理由はかつて新幹線に一緒に乗るという約束を龍之介が破り実現しなかったため。
 だが龍之介は秀夫に新幹線の切符を見せ、約束を忘れていないと発言。子どもを大事にしない親はいないこと、秀夫も親になったことでその気持ちがわかるだろうということを告げ、戦いが終わったら一緒に新幹線に乗ろうと約束した。

約束

 ディアブロの撃破後、変身解除した龍之介は使命を果たしたことで姿が消かける。新幹線に乗る約束が守れないと嘆く秀夫に、龍之介は秀夫の息子と乗るよう諭す。そして龍之介は元の時間に帰っていった。
 唯一残された新幹線の切符を手にした秀夫は、後日息子と新幹線に乗り旅行に出かける。その眼には、子どもだったころの自分と龍之介の姿を思い浮かべていた。

 ディアブロ

 最強の悪魔。人々が連想する悪魔もしくは魔王を思わせる容姿。骨を思わせる白い身体を持ち、頭部から胴体にかけて赤い装飾を張り付けたような禍々しい姿をしている。同色の双角を持つ。
 バリアーが強力。予告でも圧倒的な威圧感と実力を見せた。悪魔でありながら悪魔を生み出せる。人間を見下し、最初はアギレラをも排除しようとする。アギレラはディアブロに忠誠を誓う。

過去

 1971年、ギフスタンプの発見と同時期に、ディアブロが封印されていたスタンプも見つかっていた。しかしスタンプをショッカーに奪われた。
 その後、ショッカーは世界征服のため、ディアブロを復活させた。しかしディアブロの力を制御できず止む無く封印。遺伝子研究をしていた研究所もろとも存在を抹消していた。

 クリスパー

 過去の偉人の遺伝子情報を封印したクリスパースタンプをディアブロが取り込んだことで誕生した怪人。偉人の要素を併せ持つ悪魔たち。基本的に自我を持たないデッドマンとは異なり、それぞれ明確な知性と自我を持っている。

備考

 「クリスパー(CRISPR)」とはDNAを人為的に改変する新しいバイオテクノロジー技術のことで、ゲノム配列の任意の場所を削除したり、置換、挿入する事ができる。確認されてるクリスパーのモチーフの偉人は全て、「王」に関連する人物。

ヒミコ・クリスパー

 サウザンベース付近へと登場。迎撃に出た神代兄弟を退けると、謎の光の柱を生み出した。

クフ・クリスパー

 センチュリーの初変身後、エジプトに出現。駆けつけた尾上や大秦寺の目の前で2本目の光の柱を立てた。

エジソン・クリスパー

 クフと同じタイミングでイースター島に出現。賢人や蓮が抵抗する中で「星の完成」という意味深な言葉を残しつつ、3本目の柱を立てた。

レオニダス・クリスパー

 モスクワに出現。4本目の柱を立てた。

ストーリー

 タイムリープ

 2071年、世界は悪魔に支配されていた。悪魔は上空に浮かぶデビルシティで暮らし、人間は荒れ果てた地上で奴隷として辛うじて暮らしていた。
 1人の男:百瀬龍之介が悪魔に追われていた。彼は老人となったジョージ狩崎に導かれ、謎の研究所に匿われる。
 そこで狩崎から、サイクロトロンドライバーを受け取る。悪魔が支配する世界を変えるため、それを使って50年前の世界に精神を飛ぶ。その際に狩崎より、カギは息子と伝えられる。

 現代

 2021年ではデッドマンズとリバイスが交戦。そんな中、アギレラたちデッドマンズの幹部は、フェニックス本部に潜入していた若林:カメレオンデッドマンの情報を元にとある山奥へ訪れる。
 荒れ果てた研究所の跡地にギフの親戚がいると話したアギレラたちは、ギフスタンプに似たクリスパースタンプを発見。その封印を解いた瞬間、凶悪な悪魔:ディアブロを復活させた。
 研究所内に眠っていた他のクリスパースタンプを差し出すアギレラ。過去の偉人の能力を封印したそのスタンプをディアブロが取り込むと、4体のクリスパーが誕生、世界各地に向けて行動を始めた。

 親子との出会い

 一輝はしあわせ湯のキャンペーンとして親子ウィークなるイベントを実施。親子連れの客でにぎわう中、かつてともに戦ったノーザンベースの剣士である倫太郎がチラシを手に入店。
 芽衣や尾上親子とともに入浴に来た倫太郎たちを歓迎する一輝。そんな中、番台の近くでケンカをする1組の親子を目撃する。
 「一緒に釣りに行く約束を守ってくれない」と叫び飛び出ていった息子を追いかけた父親は、うっかり社員証を落としたまましあわせ湯から立ち去る。
 一輝は社員証のケースの中に古い新幹線の切符が入っているのを見つけ、急いで届けに向かった。その父親:百瀬秀夫が勤務する鉄道整備所に社員証を届けに行った一輝。感謝の意を述べる秀夫にケンカの理由を尋ねるも、秀夫は子どもとの接し方がわからず困っていた。

 センチュリーブレイク変身

 そこへ龍之介が50年後の世界から飛来。秀夫の社員証を見るなり、感動して抱き着こうとするが、実体がないため秀夫の体をすり抜けてしまう。
 復活したばかりのディアブロが龍之介を追って現れる。一輝が変身してディアブロと先に交戦。龍之介も秀夫の体を乗っ取り、腰に巻いていたサイクロトロンドライバーを起動。仮面ライダーセンチュリーへと変身すると、ディアブロと戦い始めた。
 しかしセンチュリーは力を制御できない。周りへの被害を防ぐため、一輝は苦労してセンチュリーを別の場所に移動させた。
 センチュリーは一輝たちをも攻撃。そこへ倫太郎と飛羽真が乱入。4対1で戦うもセンチュリーに圧倒される。だがセンチュリーは突如苦しみだし、強制的に変身が解除。龍之介と秀夫は元の姿に戻った。

 暗躍

 龍之介のことを本当の父親だと認識した秀夫に、龍之介はセンチュリーとなって戦うことを求める。
 しかし秀夫は「自分の父親はいない。家族を捨てたお前とは違う」と協力を拒否。立ち去る。並行してクフ、エジソン両クリスパーによって光の柱が建てられる。
 異変の原因を探る狩崎は、アギレラたちがディアブロを復活させた研究所跡を、大二に捜索させる。その結果朽ち果てたショッカーのシンボルが見つかる。大二は様々な資料を回収するとともに、狩崎にディアブロが復活したことを報告する。

 確執

 龍之介に協力を申し出る一輝だが「ディアブロを倒せるのはセンチュリーだけ」と拒否される。狩崎の命を受け龍之介捕獲のために現れたヒロミに一輝たちが驚いたのも束の間、再びディアブロが襲来。
 ヒロミが一蹴され、龍之介が命を狙われる。再度センチュリーへの変身を試みる龍之介だが、秀夫が拒絶しない。ディアブロを飛羽真と倫太郎が食い止め、一輝は龍之介を連れて逃走した。
 秀夫と再会した時の龍之介の表情は、父親の顔そのものだったと話す一輝。そうまでして首を突っ込む理由を尋ねた龍之介に、一輝は親子のためだと即答した。一輝の思いを理解した龍之介はようやく受け入れる。

 戦闘

 狩崎たちのもとへ仮面ライダーが集結。逆芒星の形で柱を立てていることを推察した狩崎は、最後の柱の位置が予想されるアラスカにヒロミ、神代兄弟を派遣。柱の建立を巡ってアギレラたちデッドマンズと戦う。
 一方、龍之介は未来の危機を伝え、自身の肉体の安全を確保すべく2021年のライダーを精神だけ未来に送ることを提案。二度と戻れないかもしれないリスクを承知のうえで、飛羽真と倫太郎・ユーリ、大二とさくら、バイスをタイムリープさせる。

 現代に残った剣士たちはそれぞれ柱を守るクリスパーのもとへ分散し交戦。未来にタイムスリップした飛羽真たちの精神は、研究所に横たわる龍之介の肉体を発見する。
 飛羽真たちは、龍之介を殺そうとする悪魔が作り上げたデビルライダーの集団に襲われる。狩崎は50年間の研究の成果として作り上げたクローンライダーの技術を披露。
 飛羽真たちを過去に登場した別のライダーに変身させて戦う。しかし、圧倒的なパワーの前に飛羽真たちは防戦一方。

 復活

 アラスカではアギレラが5本目の柱を立てて逆芒星が完成。目的を果たしたアギレラたちはギフジュニアを残し撤退する。
 秀夫のところへ向かった一輝は、なぜ龍之介を憎んでいるの尋ねる。駆けつけた龍之介が秀夫に謝罪。だが無視される。一輝は5本目の柱が立ったことを受け、百瀬親子を残しフェニックス本部に帰還した。
 本部ではディアブロの姿が見えないことを狩崎が疑問視。芽衣の何気ない言葉から、狩崎は逆芒星の中心である富士山にディアブロがいることを推測、程なくして富士山にエネルギーが集まり、ディアブロが完全復活する。

 最終決戦

 富士山にて一輝はディアブロと交戦するも敗北。殺されそうになったところ、新幹線のような形をしたエネルギーと化した百瀬親子がディアブロを妨害。一輝は助けられた。
 わだかまりが無くなった百瀬親子は協力し仮面ライダーセンチュリーに変身。そのことで未来の龍之介の肉体も2021年へタイムスリップし、同時に飛羽真たちも2021年に帰還した。

 各地のクリスパーを倒すべくライダーたちは分散。一輝、バイス、飛羽真はセンチュリーと共にディアブロと戦う。力を合わせてバリアを破壊する。
 未来の狩崎からもらったネオバッタバイスタンプの力も使い、ディアブロを追い詰めていく一輝たち。
 各地でライダーたちの手によってクリスパーが倒されていく中、巨大化し最後の抵抗を見せるディアブロに一輝たちも力を合わせて対抗。ついにディアブロを撃破した。

 本郷猛との対面

 龍之介の前に、本郷猛の精神が出現。仮面ライダーに改造したことを謝る龍之介。だが、本郷猛は改造してくれたことに感謝の意を述べた。仮面ライダーになったことで力を手に入れ、多くの人を守ることができたことを話す。
 自身の科学が他人の役に立ったことを知り、仮面ライダーが永遠に人々を守り続けるよう願った龍之介は、ついに使命を終え消滅した。一方、戦いを終えた一輝たちもしあわせ湯を貸し切り戦いの傷を癒す。

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 以上です。これで紹介を終えます。

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